ライセンエネルギーが超硬スチール合金架台付きPVモジュールを世界初公開

ライセンエネルギー(Risen Energy Co., Ltd)

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【寧波(中国)2021年11月10日PR Newswire=共同通信JBN】高性能太陽光発電製品の大手ティア1メーカー、ライセンエネルギー(Risen Energy Co., Ltd)は10日、超硬スチール合金架台付きの優れた太陽光発電(PV)モジュールの発売を発表した。

 

顧客、政府双方からの継続的な二酸化炭素排出量削減要求に応え、ライセンエネルギーは、アルミニウム特有の二酸化炭素排出量を低減する代替架台システムを開発した。その目的に最適化された合金コーティング・スチールを使用し、スチール製造時の消費エネルギーを大幅に削減することで、ライセンエネルギーはこの比類のない製品で弾力性と耐久性の両方で驚異的成果を実現した。

 

中国の国務院はこのほど、「新たな発展理念の十全かつ正確で全面的な貫徹による、二酸化炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルに向けた行動指針」を発表した。同指針は、中国は2030年までに一次エネルギー消費に占める非化石燃料の割合を約25%に高め、それまでに風力・太陽光発電の総設備容量を1200GW超にするとともに、二酸化炭素排出量のピークアウトとカーボンニュートラルの目標を再確認する、としている。

 

COP26では、136カ国がネットゼロを誓約、世界経済の90%がネットゼロ誓約の対象となった。今回、35カ国以上の首脳が「ブレイクスルー・アジェンダ」に署名したことで、各国政府はゼロエミッションに向けた競争を劇的に拡大、加速させ、パリ協定の約束を果たすことができるようになる。

 

カーボンニュートラルの義務化で、太陽光発電分野には、二酸化炭素排出量とエネルギー消費量の少ない原材料に移行する責務が課されている。スチール加工は、二酸化炭素排出量とエネルギー消費量の削減という点でアルミニウム電解加工よりはるかに優れている。アルミニウム1トンの生産には1万3500kWhの熱量が必要で、これは11.2トンの二酸化炭素(CO2)に相当するが、スチール1トンの生産に必要な熱量は4500kWh、CO2換算で1.8トンである。

 

ライセンエネルギーのSun社長は「あなたが何を信じるにせよ、環境汚染や二酸化炭素排出はわれわれ全員に影響を与えている。われわれは、PVモジュールを提供し、使用することで、こうした要因の削減に影響を与えていると公表するだけでは不十分で、やるべきことはまだある。このユニークな構造のモジュールへの移行は、正しい方向への一歩だ」と説明した。

 

アルミニウムをどんな種類のスチールで代替するにせよ、簡単にできるわけではない。耐食性、強度、外観の問題など全てを考慮し、評価する必要がある。超硬スチール合金架台は、実際上の見た目はアルミ製のものと同じだが、耐食性のある亜鉛・アルミニウム・マグネシウム・コーティングと、ライセンエネルギー独自の表面処理技術を採用しているため、強度、耐食性、耐候性は上回る。1年以上にわたる信頼性試験と設計の最適化を経てアップグレードされたライセンエネルギーのTitanシリーズは、独立試験認証機関テュフズード(TUF SUD)のIEC認証を取得、様々な用途のPVシステムのニーズを十分満たせることを証明した。

 

超硬スチール合金架台の採用は、業界の動向やカーボンニュートラルの達成という国家目標に対応して、業界レベルでの最適化、変革を促進している、ライセンエネルギーの継続的取り組みにおける大きな一歩である。顧客やエンドユーザーにとっても、特許を取得した同社独自の超硬スチール合金架台の性能は、他社製品を大きく引き離している。

 

長寿命、高強度、低炭素排出。

 

ソース:Risen Energy Co., Ltd

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