最先端のセキュリティ機能 “KATABAMI” のセキュリティ性能向上 大日本印刷株式会社の特許技術を使用予定
2021年11月18日
株式会社SYNCHRO(代表取締役:室木勝行)は、SYNCHRO の ITセキュリティ製品群である KATABAMI シリーズ に 大日本印刷株式会社(以下、DNP)の特許技術を使用予定です。
KATABAMI が持つ暗号鍵の管理の(一部)に DNP の特許技術を適用することで、さらなるセキュリティ性能の向上と、KATABAMI の プロビジョニング(セットアップなどの準備作業)の容易化を図ります。
DNP特許技術で強化された KATABAMI Series は、2022年に、山口市スマートシティに社会実装される在宅生活支援をサポートする「助っ人番」に適用される予定です。
KATABAMI は オープンソースソフトウェア(OSS)を元にしてSYNCHROが開発した技術で、End-to-End(E2E)の暗号化によりゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)を実現するものです。ビジネスチャット、Web会議、IPカメラ、IP-PBX、IP放送システムなどに適用した製品やソリューションを KATABAMI シリーズ として、2021年からリリースしています。
KTABAMI の IoT機器への適用に関しては、一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会が、国際標準規格である IEC62443 をベースに、実装レベルのセキュリティ仕様をまとめた「IoTセキュリティ仕様書 Ver1.0」(2020年11月にSIOTP協議会より発行)に基づき「SIOTP協議会セキュリティチェックシート」を策定し、評価検証を実施しています。その結果として、IoTシステムに求められるセキュリティ対策が適正に実装され、さらに安全に運用を支援するため管理体制の整備や各種書類の文書化などセキュリティマネージメント観点においても適切に実行されていることを、そのエビデンスを含めて確認されています(プレスリリース、2021年7月21日、一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会)。
DNP の特許技術(特許第6863514号(P6863514))は、送受信されるデータを暗号化する共通鍵を伝送路に載せずに安全に共有する方式を提供するものです。
公開鍵暗号方式による共通鍵の交換は、暗号化して伝送路に載せて実施しますが、以下の課題があります。
●中間者攻撃に弱い
●公開鍵暗号方式は、伝送路に載せる暗号化された共通鍵を復号する際、処理負荷が高いため、CPUパワーが必要
DNPの特許技術は、この課題解決が主目的です。
【お問い合わせ 先 】
株式会社SYNCHRO
〒102 0073 東京都千代田区九段北 1 10 9 九段 VIGAS 5 階
電話:03-4570-3291 、 FAX: 03-4570-3292
メール:katabami@udc-synchro.co.jp
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社SYNCHRO
- 所在地 東京都
- 業種 情報サービス・コンテンツ
- URL https://www.udc-synchro.co.jp/
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