「全国交通事故多発交差点マップ」の最新版を公表!

~人身事故件数、2020年は大阪府の「法円坂交差点」、 福岡県の「針摺交差点」が全国ワースト1に~

一般社団法人 日本損害保険協会(会長:舩曵 真一郎)では、最新の「全国交通事故多発交差点マップ」を公表しています。本マップは、人身事故の半数以上が発生する「交差点」および「交差点付近」での交通事故の防止・軽減を目的として、全国の地方新聞社の協力を得て、同協会がウェブ上で提供している無償の公開データベースです。

 

【全国交通事故多発交差点マップ】

https://www.sonpo.or.jp/about/useful/kousaten/

 

全国交通事故多発交差点マップの概要

◆人身事故の半数以上が交差点および交差点付近で発生していることに着目し、2008年に「全国交通事故多発交差点マップ」として損保協会ホームページに開設しました。一般消費者のほか、行政やマスコミ、企業関係者の方々にも広くご利用いただいています。

◆全国の地方新聞社、各都道府県警察の協力を得て、都道府県ごとの事故多発交差点ワースト5(人身事故件数)について、交差点の特徴や事故要因、予防方策などを紹介しています。

◆これまで掲載した交差点は1,600か所を超え、2021年9月末までの累計PV数は800万回以上、新聞やテレビ等のメディアで取り上げられることも多く、注目度が高いコンテンツです。

 

交通事故の状況

◆2020年の交通事故データ(注1)を見ると、全国の人身事故件数自体は、警察や道路管理者など多くの方々の努力により大幅に減少しており、10年前と比べると57.4%減少となっています(2010年:72万5,924件 2015年:53万6,899件 2020年:30万9,178件)。

◆これに伴い「交差点」および「交差点付近」での事故も減少してきてはいますが、事故全体に占める割合(注2)は、約55%とほぼ横ばいです(2010年:55.0% 2015年:54.2% 2020年:56.1%)。

(注1)データ出典:警察庁

(注2)データ出典:公益財団法人交通事故総合分析センター

 

 交差点は、形状や交通量などの特徴が交差点ごとに異なるため、自動車や二輪車のドライバーだけでなく、横断する歩行者や自転車利用者にも注意喚起を促す必要があります。このため、「全国交通事故多発交差点マップ」では、全国47都道府県の事故件数ワースト5について、その交差点の特徴や通行状況、件数が多い事故類型の主な要因と予防方策などをまとめています。

 本マップに掲載されている事故多発交差点の情報は、一部の地図メーカーのカーナビデータにも採用されており、自動車を運転するドライバーへの直接的な注意喚起も行われています。交通事故の低減について考えていただく際のヒントや事故防止に向けた交差点改良を検討する際の参考資料として、過去のデータとあわせて、本マップをご活用ください。

<令和2年交差点マップトップページ>

 <2020年(令和2年)の全国ワースト10>

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プレスリリース添付画像

<2020年(令和2年)の全国ワースト10>

【令和2年データ】交差点マップトップページ

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  • 名称 一般社団法人日本損害保険協会
  • 所在地 東京都
  • 業種 各種団体
  • URL https://www.sonpo.or.jp
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