『真庭なりわい塾 』6期生募集開始 『捨てないパン屋』田村陽至氏とプレイベント開催

「買う」から「つくる」くらしへ

岡山県真庭市

 

真庭なりわい塾を予習してみよう!

~自分で見つける豊かさと幸せの基準~

岡山県真庭市は、農山村の新たなライフスタイルを創造する「真庭なりわい塾」6期生を募集するにあたり、塾の説明会を兼ねたプレイベントを、4月23日(土)(岡山会場)、24日(日)(大阪会場)で開催します。

 

  真庭なりわい塾は、岡山県真庭市をフィールドに「暮らしを創る力」「ナリワイを構想する力」「地域を支える力」を身につけ、「志をともにする仲間づくり」を支援する講座です。

 

 都会の暮らしは楽しくて便利。でも「お金を稼ぐ」ために、あなたの健康や時間、そして自分らしさが奪われているのかもしれません。本来、暮らしは「買う」のではなく「つくる」もの。あくせく働いてたくさんのパンを作っても売れ残りは廃棄するほかない。それならば、発想を変えて「捨てないパン屋」を作ろう―。

 そんなナリワイづくりを実践する、田村陽至さんをスぺシャルゲストにお迎えします。ローカル(地方)に根ざして暮らしてみたい。ナリワイづくりや小商いに興味がある。信頼できる仲間がほしい。自分を変えるヒントがほしい。そんな皆さんのご参加をお待ちしています。

 真庭なりわい塾は、岡山県真庭市をフィールドに、遥か昔から紡いできた暮らしに学びながら、これからの農山村と新たなライフスタイルを模索する人材育成塾です。

 

 プレイベントには、ブーランジェリー・ドリアン店主の田村陽至さんのほか、真庭市の魅力的なI・Uターン者が登壇し、塾の魅力を伝えます。

 

2022年4月23日(土) 13:30~16:30

岡山国際交流センター(8階イベントホール)

岡山市北区奉還町2-1-1(岡山駅より徒歩3分)

 

2022年4月24日(日) 13:30~16:30

大阪市立住まい情報センター(3階ホール)

大阪市北区天神橋6-4ー20( 天神橋筋6丁目駅より連絡/天満駅より徒歩7分)

 

※参加費無料  ※各会場とも定員60名  ※公式サイトより要事前申し込み(先着順)

 

<当日プログラム>

 

13:00 開場

13:30 主催者挨拶/「真庭なりわい塾が目指すもの」

    塾長・渋澤寿一(NPO法人共存の森ネットワーク理事長)

14:10 スペシャル講義「捨てないパン屋という生き方を選んだわけ」(田村陽至)

14:50 トークセッション「真庭に移住した先輩たち~私たちの豊かさと幸せの基準~

    パネリスト:田村陽至(ブーランジェリ―・ドリアン)

          小林加奈(松屋館女将・リンエン共同代表)

          大岩功 (真庭なりわい塾1期生・はにわの森代表)

          高谷絵里香(蒜山耕藝)※大阪会場のみ

          近藤亮一(禾-kokumono-代表) ※岡山会場のみ

 コーディネータ―:副塾長・駒宮博男(NPO法人地域再生機構理事長)

16:10 塾生募集のご案内

16:30 終了

 

<登壇者>

 

田村陽至(ブーランジェリ―・ドリアン店主)

広島生まれ。大学卒業後、山・自然ガイド、環境教育について修行。その後、モンゴルに滞在しつつ遊牧民ホームステイなどを企画。帰国後、祖父の代から続くパン屋を継承。売れ残ったパンは、捨てざるを得ないことに疑問を持ち、ヨーロッパ修行の後、2015年秋から「捨てないパン屋」を営む。2020年、真庭市中和地区に妻子が移住し、二拠点生活を始める。

 

小林加奈(松屋館女将・リンエン共同代表)

岡山生まれ。アメリカに留学し、野生動物について学び、津黒いきものふれあいの里の館長を務める。中和地区にIターンしてからは、野草・薬草の活用、クロモジアクセサリーなど里山資源の商品化、イラスト&デザイン、占い師など多様な生業を実践。かつて旅館だった空き家をDIYで改修し、カフェ兼仕事場「松屋館」を営む。

 

大岩功(真庭なりわい塾1期生・はにわの森代表)

大阪生まれ。デンマークに留学後、イスラエルの共同体キブツで暮らし、帰国後は中学校の教員を務める。真庭なりわい塾に参加したことをきっかけに、真庭市地域おこし協力隊に就任。現在は「はにわの森」を拠点に「暮らしを手作りする原体験」をモットーに森の体験プログラムを実践。小・中学校の郷育や高校魅力化にも取り組む。

 

高谷絵里香(蒜山耕藝)(大阪会場のみ)

高谷さんは、2010年に関東から中和地区に移住。米を中心に夫婦で自然栽培と加工品づくりを行い、作業場兼食卓「くど」では不定期で料理を提供し、イベントも開催する。

 

近藤亮一(禾-kokumono)(岡山会場のみ)

近藤さんは、IT企業に勤務した後、栃木と広島で国際協力と農的な暮らしを実践。高谷夫妻との出会いをきっかけに中和地区に移住。夫婦で自然栽培と平飼い養鶏を行う。

 

渋澤寿一(塾長)

東京農業大学大学院修了後、JICA専門家としてパラグアイに赴任。帰国後、循環型都市ハウステンボスの企画・建設・運営に携わる。環境問題を解決するのは、テクノロジーではなく、人の心だと痛感し、NPO活動に転身。NPO法人共存の森ネットワーク理事長として、真庭市では木質バイオマスを活用した産業づくりや地域づくりに長年携わる。明治の大実業家、渋澤栄一の曾孫にあたる。

 

駒宮博男(副塾長)

東京大学中退。幼少よりゲーデルなど、数学基礎論について父に聞かされて育つ。学生時代は年に120日以上山中で過ごし、登山の海外遠征は10回以上。高山研究所を経て、(株)ヘルス・プログラミング設立。仕事の傍ら、意味論、認識論について本格的に研究開始。その後、NPO活動を開始。現在、NPO法人地域再生機構理事長などを務める。岐阜県恵那市三郷町に居を構え、食の自給を目指す。

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