第58回 日本循環器病予防学会 学術集会で 共催セミナーを開催

家庭での心房細動スクリーニングと心不全ICTモニタリングについて

オムロン ヘルスケア株式会社(本社所在地:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲、以下当社)は、2022年6月11日~12日にオンラインで開催される第58回日本循環器病予防学会学術集会において、「脳・心血管イベント発症ゼロに向けた家庭での心房細動スクリーニングと心不全ICTモニタリング」に関するオンラインセミナー(以下当セミナー)を開催します。

 

心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T

 

当セミナーでは、神戸大学 平田 健一教授を座長に迎え、脳卒中や心不全などの脳・心血管疾患のイベントリスクといわれている不整脈の一種「心房細動」の早期発見を目的とした家庭での血圧測定と心電記録を同時に行う取り組みを紹介します。また、超高齢化社会の到来により注視されている心不全パンデミックを見据えた、ICTを活用した心不全診療の病診連携に関する取り組みを紹介します。

 

世界で最も死亡者数が多いのは脳卒中や心不全などの循環器疾患だと言われています。日本国内における血圧平均値は下降傾向にある一方で、心疾患による死亡者数は増加しています。

 

図1:2017年疾患別死亡者数(グローバル)

出典:Global Burden of Disease Collaborative Network 2018.(予測値は2018年までのトレンドに基づき自社で算出)

 

 

図2: 血圧値の変化(国内)                図3: 病死者数の推移(国内) 

 

当社は、循環器事業のビジョンに「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を掲げ、心電計付き上腕式血圧計や遠隔診療サービスなど、新たなデバイスやサービス開発に挑戦し続けています。2022年3月には、日本で初めて血圧測定と一緒に心電図を記録できる「オムロン 心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T」を発売しました。今後は、家庭での血圧管理に加えて日常での心電図記録を普及させ、心房細動の早期発見、早期治療の実現に貢献していきます。

 

学会概要

学会名称:第58回日本循環器病予防学会学術集会

会期:2022年6月11日(土)~6月12日(日)

会場:オンライン開催 *事前登録制 http://jscdp58.umin.jp/

 

共催セミナー内容

日時:6月11日(土)12:00–13:00 (60分)

場所:オンライン開催(LIVE配信)

テーマ:脳・心血管イベント発症ゼロに向けた家庭での心房細動スクリーニングと心不全ICTモニタリング

 

座長: 平田 健一 先生 (神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 循環器内科学分野 教授)

 

講演1:“New tools for AF screening and its clinical evidence“

妹尾 恵太郎 先生 (京都府立医科大学大学院医学研究科 循環器内科学 不整脈先進医療学講座 講師) 

講演2:“ICTを用いたモニタリングを心不全地域連携に生かす”

白石 裕一 先生 (京都府立医科大学大学院医学研究科 循環器内科学・腎臓内科学 講師 同 リハビリテーション部 講師)

 

オムロン 心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T 概要 

血圧測定と同時に心電図を記録できる上腕式血圧計。測定結果および記録した心電図は健康管理アプリ「OMRON connect(オムロン コネクト)」へ転送できます。記録した心電図はアプリで解析し心房細動の可能性などを知らせます。アプリに保存されたデータはPDF 出力も可能。診察時の医師との共有に活用できます。

 

心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800Tアプリ画面イメージ(心房細動の可能性あり)

 

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プレスリリース添付画像

図2 3

図1

心電計付き上腕式血圧計 HCR-7800T

アプリ画面イメージ(心房細動の可能性あり)

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