AISがZTEと提携し、タイ初のハイレベル5Gネットワークを構築
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【深セン(中国)2022年6月10日PR Newswire=共同通信JBN】
*2022年第3四半期までに初の「A-Zセンター」の建設を開始
モバイルインターネット向けの通信と法人・消費者向け技術ソリューションの国際的大手プロバイダーZTE Corporation(0763.HK / 000063.SZ)は10日、タイで最上位のデジタルサービスプロバイダーAdvanced Info Service Plc.(AIS)と包括的協力契約を結んだと発表した。
契約によると、ZTEはAISの包括的・戦略的パートナーとして、5Gなどの主要技術をアップグレードしてネットワーク品質を向上させ、AISの顧客に優れたユーザー体験を提供するとともに、タイをデジタル経済の最前線にするべくイノベーションを開発する。
AISの5Gネットワークを、ビッグデータやAIの処理中の正確な自律的ネットワーク管理が可能な自律型ネットワークにアップグレードする大きな責任があるZTEは、既に世界中で成功を収めているZTEならではのイノベーションの専門知識を武器に、AISの5G能力をさまざまな産業に拡大していく態勢も整えていく。こうしてタイの産業は、デジタルトランスフォーメーションの展開を通じて大きく成長することが可能になる。
また、AISとZTEは、インフラおよびソリューション向けの研究協力と共同5Gイノベーションのハブとして、タイ初の「A-Zセンター」(5Gイノベーションセンター)を立ち上げ、業界の5Gアプリケーションなどの分野の成長を後押ししていく。同センターは、本年第3四半期までに完成の予定である。
AISのSomchai Lertsutiwong最高経営責任者(CEO)は「当社は、デジタル経済におけるわが国の能力を高めるために不可欠なインフラである5Gなどのデジタル技術の解放に注力しているデジタルライフ・サービスプロバイダーだ。これで、当社の投資によって、AISの顧客、タイの一般市民、幅広い産業部門にさまざまな体験とスマートサービスを提供するチャンスが手に入った」と語った。
Somchai Lertsutiwong氏は「われわれは、5Gが近い将来、消費者の行動や社会状況の変容、そしてタイのデジタル経済の成長に影響を与える重要な変数となることを常に確信してきた」と付け加えた。
ZTE CorporationのXu Ziyang CEOは「ZTEは、5Gのグローバルリーダーの1つとして、5Gが業界の発展と産業のデジタルトランスフォーメーションの推進力になっていると心から信じている。これからも5G技術ソリューションとアプリケーションのイノベーションを推進し、AISと協力してデジタル経済時代における5Gネットワークの膨大な可能性を共に探求していく」と語った。
AISは現在、5Gネットワークをタイの77県全てに広げる方針を堅持し、人口カバー率78%を達成した唯一のプロバイダーである。今年中に85%にまで引き上げる目標を掲げるAISは、ZTEなどワールドクラスのパートナーと協力してイノベーションの共同開発を続けている。
AIS、クアルコム(Qualcomm)、ZTEは2022年3月、2.6GHz帯と26GHz帯を使った世界初の5G NR-DC(New Radio Dual Connectivity)のフィールドテストで、1つのモバイル機器でピーク時下りリンク速度8.5Gbps、ピーク時上りリンク速度2.17Gbpsを達成したと発表した。今回の提携では、共同取り組みの一環として、サブ6と5Gミリ波という2つの主要な5G周波数帯を組み合わせてタイの5Gネットワークの機能を強化し、5Gアプリケーションの地平を広げる。
また2021年5月には、AIS、ZTE、スラナリー工科大学が連携し、「5Gスマートファクトリー」の実証実験を行った。これは、スタッフがAI、クラウド、IoT、VR、ARの専門知識を身に付けるのを支援するもので、そのスキルは、特にタイ東北部の製造業向けのソリューション開発に生かせる。
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ZTE Corporation
Tel: +86 755 26775189
Email: ma.gaili@zte.com.cn
ソース:ZTE Corporation
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