社内申請業務のさらなる効率化を支援 「DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud」提供開始

クラウドワークフローシステム「X-point Cloud」と初のAPI連携を実現

2022年6月20日

 

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長・CEO: 浜 直樹)は、ドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks(ドキュワークス)※1」と株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長: 岡本 康広、以下「エイトレッド社」)が提供するクラウドワークフローシステム「X-point Cloud※2」を連携し、社内申請業務の効率化を支援する「DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud」の提供を本日より開始いたします。

 

「DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud」は、「DocuWorks」から「X-point Cloud」を起動することで、稟議決裁などの社内申請書の作成・管理を簡略化する機能や、承認依頼の見落としによるワークフローの滞留を防止する機能を提供し、社内申請業務の効率化を可能にするサービスです。また本サービスは、エイトレッド社が「X-point Cloud」と外部システムとの連携拡大に向け2022年3月に公開した「API※3連携」機能を用いた初めてのサービスです。

 

近年、リモートワークの普及により、紙を用いた社内申請業務のタイムリーな処理が困難になり、「X-point Cloud」をはじめとするクラウドワークフローシステムの導入を検討する企業が増加しています。当社は、エイトレッド社が提供する「X-point Cloud」の販売にあたって、2022年4月から自社のコンタクトセンターを開設し、サービス導入時の支援から導入後のお問い合わせまで一貫したサポートを提供してきました。

 

また、当社はこれまでも「DocuWorks Cloud Connectorシリーズ」において、CRM※4やSFA※5、基幹システム※6との連携による契約帳票の作成、電子サインサービスとの連携による契約締結、クラウドストレージサービスとの連携による文書管理など、お客様の業務を共通のプラットフォームである「DocuWorks 」上で行えるサービスを提供してきました。

 

今回、「DocuWorks」と「X-point Cloud」を連携し、新たに社内申請業務というプロセスを電子化するワークフローシステムを「DocuWorks Cloud Connectorシリーズ」に追加することで、お客様の顧客管理・案件管理を含む契約業務の効率化に貢献します。

 

【「DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud」を活用した社内申請業務の流れ】

 

新規申請書の作成

「DocuWorks」上に配置された「X-point Cloud」のショートカットボタンから、事前に定義された申請フォームの入力画面を起動し、申請に必要な情報を入力することで簡単に新規申請書を作成することができます。また、申請書に文書を添付したい場合は、さまざまな文書を並べて表示できる「DocuWorks Desk」上で文書ファイルを選択し、申請書に直接添付することが可能です。

 

申請書の承認

承認時は、DocuWorksのトレイ機能※7との連携で、承認依頼の通知がPCのデスクトップに配置された自分宛のトレイアイコンに表示されるため、通知から直接承認画面にアクセスできます。通知はトレイアイコンに表示され続けるため、依頼の見落とし防止や承認忘れを抑制します。また、自分宛の承認依頼通知を、代理権限を持つ他の承認者のトレイアイコンにドラッグ&ドロップするだけで、簡単に代理承認依頼を送ることができるため、「X-point Cloud」画面上での操作が不要となります。

 

申請書の承認完了

 承認が完了した申請書を共有したい場合や、文書管理システムで証跡の保管を行いたい場合には、申請書の詳細情報や承認履歴情報、添付ファイルをDocuWorks入れ物※8に集めることで、一括でダウンロードが可能です。この機能を用いることで、複数のファイルを個別にダウンロードする手間を削減できます。また、稟議決裁済みの契約書など、稟議に添付されたファイルに電子署名を付与したい場合は、電子サインサービスとの連携機能※9を活用できます。これにより、添付ファイルをダウンロードして電子サインサービスにアップロードし直すという作業が不要となり、署名者への署名依頼をダイレクトに送信することが可能です。

 

図:「DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud」の利用イメージ

 

 当社は、今回の「X-point Cloud」との連携に加え、新たな連携先となるサービスの探索を続けるとともに各パートナーとのさらなる提携強化を図り、今後も紙文書のデジタル化を通じたお客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務効率化を推し進めてまいります。

 

図:「DocuWorks Cloud Connector シリーズ」の連携イメージ

 

<提供価格>

月額:1,500円(税別)/ユーザー※10

 

【株式会社エイトレッド 代表取締役社長 岡本 康広氏コメント】

株式会社エイトレッドは「DocuWorks Cloud Connector for X-point Cloud」の提供開始を心より歓迎いたします。

弊社はサービス連携強化のため2022年3月にX-point Cloudの「REST API」を公開しましたが、公開後初リリースとなるこの度の連携ソリューションは、ワークフローの利便性を更に拡張し、承認業務の効率化や生産性向上に大いに貢献できるものと期待しております。

今後も富士フイルムビジネスイノベーション株式会社とのパートナーシップをより一層強化し、お客様の課題解決およびDX推進に尽力してまいります。

 

 

※ 1:DocuWorks:文書の受け渡しから作成、プレゼンテーション、保存まで、ドキュメントを扱う一連の業務をスムーズにサポートするドキュメントハンドリング・ソフトウェア

※ 2: X-point Cloud:稟議・申請における「紙の書類イメージ」をそのまま「電子」に置き換え、簡単な入力フォームで安心・手軽に始められるWeb完結型のクラウドワークフローシステム

※ 3:API:Webシステムを外部から利用するためのプログラムの呼び出し規約の種類の一つ。他サービスに情報を提供したり、別のサービスと連携しやすくしたりするインターフェース

※ 4: CRM:Customer Relationship Managementの略。お客様に関連した様々な情報を一元管理するためのシステム

※ 5: SFA:Sales Force Automationの略。一元管理したお客様情報をベースに営業活動を支援するシステム

※ 6: 基幹システム:企業がビジネスを行う際に根幹となる業務を管理するためのシステム

※ 7: DocuWorksのトレイ機能:DocuWorksのオプションで、電子の書類受け(トレイ)を使って電子文書の受け渡しをスムーズに行える機能

※ 8: DocuWorks入れ物:DocuWorks文書ファイルやそのほかの任意のファイルを格納し、封筒やクリアフォルダーのように利用できる機能

※ 9: 電子サインサービスとの連携機能: DocuWorks Cloud Connector シリーズとして提供している「DocuWorks Cloud Connector for Adobe Sign」「DocuWorks Cloud Connector for CloudSign」「DocuWorks Cloud Connector for DocuSign」との連携

※ 10:別途DocuWorks、X-point Cloudの費用が必要

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

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  • 所在地 東京都
  • 業種 精密機器
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