FibocomがAIスマートモジュールSCA825-Wを発表、優れたコンピューティングパワーでAIoTの可能性を引き出す
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【深セン(中国)2022年7月20日PR Newswire=共同通信JBN】IoT(インターネット・オブ・シングス)ワイヤレスソリューションと無線通信モジュールのグローバルリーディングプロバイダーであるFibocom(証券コード:300638)は、AIスマートモジュールSCA825-Wを発表した。このモジュールはQualcomm TechnologiesのプレミアムティアSoC(システムオンチップ)QCS8250を搭載しており、HDビデオ会議、HDライブストリーミング、クラウドゲーム、エッジコンピューティング、ロボティクス、ドローン、AR/VRなど、ハイエンドAIoTシナリオの要件に対応するよう設計されている。
AIとIoTの組み合わせは、リアルタイムの意思決定とデータ分析の自動化を必要とする産業に新たな可能性を開いた。Counterpoint Researchによると、5G AIoTモジュールの出荷量は2022年から2030年までの間にCAGR(複合年間成長率)が84%に達し、5G AIoTソリューションの需要は急増すると予想されている。FibocomのAIスマートモジュールは、膨大な範囲にわたる数値計算のユースケースを強化する可能性があり、業界で重要な役割を果たすに違いない。
Qualcomm QCS8250 IoTソリューションを搭載したFibocomの最先端AIスマートモジュールSCA825-Wは、オクタコアKryo(TM)585 CPU、Adreno(TM)650 GPU、専用NPU 230(ニューラル・プロセッシング・ユニット)、機械学習用Hexagon(TM) DSPを統合する。このモジュールは、最大15 TOPS(テラオペレーション・パーセカンド)の演算能力を発揮し、卓越した機能で複雑なAIコンピューティングパフォーマンスを実現する。
Fibocom SCA825-Wは、強力なSpectra(TM) 480 ISP(イメージ・シグナル・プロセッサー)Adreno 995 DPUとAdreno 665 VPUを搭載しており、最大7台のコンカレントカメラ、トリプル4Kディスプレー、120fps(フレームパーセカンド)で最大4K、30fpsで8Kの解像度のビデオエンコードをサポートし、優れた画像撮影、処理、表示能力を提供する。
さらに、このモジュールは、産業および商業ユースケース向けのさまざまな無線接続オプションを可能にする5G、Wi-Fi 6.0、Bluetooth 5.1、2×2 Wi-Fi MIMOマルチアンテナ技術をサポートする。また、Android 10オペレーティングシステムと幅広いインターフェース(MIPI-DSI、I2S、PCIe、UART、USB、I2C、SPI)をサポートし、AIoT業界のアプリケーション要求を満たすために多くの柔軟性と統合の容易性を実現する。
FibocomのMC製品管理部ゼネラルマネジャーであるEden Chen氏は「AIoTがあらゆる産業を継続的に変化させる中、高性能AIモジュールは重要な柱になるだろう。当社が新たに発表したAIスマートモジュールSCA825-Wは、Fibocomスマートモジュールファミリーの中の卓越した一部であり、技術的進歩によりAIoT分野で前進する大きな一歩になるだろう」と述べた。
ソース:Fibocom Wireless Inc.
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