三井情報、キヤノンマーケティングジャパンへSAP S/4HANA®を導入
- Fit to Standardを採用し、ビジネス変化に柔軟に対応できる基幹システムを構築 -
三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:浅野 謙吾、以下 三井情報)は、キヤノンマーケティングジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:足立 正親、以下 キヤノンMJ)の基幹システムとして、SAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木 洋史、以下 SAPジャパン)が提供するSAP S/4HANA®を新規導入しました。三井情報ではMicrosoft Azure上にSAP S/4HANAが稼働する基盤を構築し、既存の会計システムをSAP S/4HANAへ刷新しました。キヤノンMJでは、新しい会計システムの本番稼働を2022年1月から開始しています。
キヤノンMJでは度重なる改修により肥大かつ複雑化した基幹システムにおいて、改善に多大な期間と費用を要すシステム運用に課題を感じていました。2019年9月にキヤノンMJ内で「基幹刷新プロジェクト(以下 本プロジェクト)」の要件定義フェーズを開始し、中期経営計画(2020-2022)の成長分野における積極的投資として社内基幹システムの刷新を発表しました。キヤノンMJは、ビジネス変化に柔軟に対応できる基幹システムとしてSAP S/4HANAを選定し、大規模SAPプロジェクト運営実績とSAP S/4HANAの最新知見やノウハウに加え、Microsoft Azureの豊富な構築経験を持つ三井情報に構築を依頼しました。
■本プロジェクトのポイント
・Fit to Standard(*1)を採用
キヤノンMJでは基幹システムの柔軟性を実現するため、SAPが提唱する「Fit to Standard」に倣い、アドオンと呼ばれる個社機能を最小限に抑えた標準的な基幹システムとしました。これにより、システムの肥大化および複雑化を回避し、ビジネス変化への対応がスピードアップします。
・短期間での基盤構築
今回キヤノンMJが利用するMicrosoft Azure基盤は、三井情報が従前より提供している「MKIマネージドサービス for SAP S/4HANA(*2)」をベースに構築しています。これにより、キヤノンMJでは実績のある基盤を短期間で導入できました。
- 基幹システムイメージ -
三井情報は本プロジェクトを通じて得た知見を活かし、他基幹システムからSAP S/4HANAへの移行を検討する企業を強力に支援していきます。
今回の発表に際し、キヤノンマーケティングジャパン株式会社 上席執行役員 笹部 幸博 氏、日本マイクロソフト株式会社 パートナー事業本部 サービスパートナービジネス統括本部長 安藤 浩 氏よりエンドースメントを頂いています。
「当社は、グローバルキヤノングループの一員として、日本国内でのマーケティング活動やソリューション提案を担っており、これまで培ってきた「イメージングとITの技術力」、広範で強固な「顧客基盤」、そして「人材力」といった強みを生かし、大手企業から中小企業、専門領域や個人のお客さままで、それぞれに最適なソリューションを提供しています。
このように多岐にわたるビジネスへ対応するために複雑化した基幹システムの構成をシンプルにするとともに、「守り」のITから「攻め」のDXへシフトし、新たなビジネスを支えるシステム基盤を構築することを目標にプロジェクトを推進中です。その第一段として、SAP S/4HANAの会計領域を大きな問題なく短期間で立ち上げていただきました。
三井情報様のSAP S/4HANAに関する確かな知見と豊富なプロジェクト経験に基づいた全体を見据えた提案と、適切な課題形成に基づくプロジェクト計画の立案と実行により、S/4HANAの会計領域の短期間での安定した立上げを成功に導いたと思っております。引き続きご助力のほどよろしくお願いします。」
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
上席執行役員
笹部 幸博
「日本マイクロソフトは、三井情報株式会社様の「MKIマネージドサービス for SAP S/4HANA」を活用した、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様へのSAP S/4HANA導入に関する本リリースを心より歓迎いたします。
三井情報株式会社様は、「Microsoft AzureへのSAP移行」業務における最上位資格「Advanced Specialization」を早期に取得いただき、SAP基幹システムのみならず、周辺のデータシステムやアプリケーション領域のクラウド化にも積極的に取り組んでいただいております。
今後も日本マイクロソフトは、三井情報株式会社様との強力な連携により、キヤノンマーケティングジャパン株式会社様を始めとした日本のお客様のデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献して参ります。」
日本マイクロソフト株式会社
パートナー事業本部 サービスパートナービジネス統括本部長
安藤 浩
(*1) Fit to StandardはERPパッケージの提示する標準業務プロセス(Best Practice)に自社業務を適合させる方法論です。
(*2) 三井情報が提供するMicrosoft Azure上でSAPの基幹システムを運用・管理するサービスです。
【関連ページ】
MKIマネージドサービス for SAP S/4HANA: https://www.mki.co.jp/solution/sap_forazure.html
【関連コラム】
基幹システムのいま・これから: https://www.mki.co.jp/knowledge/column123.html
【三井情報株式会社について】
三井情報株式会社(MKI)はキャッチコピー『ナレッジでつなぐ、未来をつくる』を掲げ、ICTを基軸とした事業戦略パートナーとしてお客様のIT戦略を共に創り、デジタルトランスフォーメーションを支援しています。半世紀にわたり培った技術や知見の結実である“KNOWLEDGE”を活かし、お客様と共に価値を創造する「価値創造企業」として絶え間ない挑戦を続けていきます。
ホームページ: https://www.mki.co.jp/
※三井情報、MKI及びロゴは三井情報株式会社の商標または登録商標です。
※本リリースに記載されているその他の社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
【本製品サービスに関するお問い合わせ先】
三井情報株式会社
商社第一営業部 第二営業室
TEL : 03-6376-1113 E-mail : erp-sales-dg@mki.co.jp
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 三井情報株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 ソフトウエア・SI
- URL https://www.mki.co.jp/
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