二酸化炭素を外部電位のスイッチひとつで選択的に吸着・脱離できることを発見
2022年11月21日
早稲田大学
本発表の詳細は、早稲田大学のホームページをご覧ください。
https://www.waseda.jp/top/news/85761
■発表のポイント
・2050年カーボンニュートラル実現に向けて、二酸化炭素は選択的回収技術において多大なエネルギー消費が課題となっている。
・構造を制御した固体酸化物材料に外部から電位を与えることで、二酸化炭素をスイッチひとつで選択的に吸着・脱離できることを理論的に明らかにした。
・本技術によって、従来の液体方式とは異なる、乾式・小型でオンデマンド駆動が可能な二酸化炭素回収・濃縮プロセスを実現できる可能性がある。
早稲田大学理工学術院の関根 泰(せきね やすし)教授らの研究グループは、構造を制御した固体酸化物材料に外部から電位を与えることで、二酸化炭素をスイッチひとつで選択的に吸着することや脱離させることができることを理論的に明らかにしました。
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、温暖化ガス排出抑制が喫緊の課題として取り上げられています。その中で最も量の多い二酸化炭素は、選択的回収技術において多大なエネルギー消費が課題となっていました。
本研究成果はこれまでの液体を用いた二酸化炭素回収とは異なる、乾式・小型でオンデマンド駆動が可能な二酸化炭素回収・濃縮プロセスを実現できる可能性を示しています。高効率で必要なときに必要なだけ二酸化炭素を回収・濃縮することができればカーボンニュートラルに資する新たな技術となりえます。
本研究成果は、2022年10月26日(現地時間)にイギリス王立化学会の『Physical Chemistry Chemical Physics』のオンライン版で公開されました。
【論文情報】
雑誌名:Physical Chemistry Chemical Physics
論文名:Theoretical investigation of selective CO2 capture and desorption controlled by the electric field
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- 名称 早稲田大学
- 所在地 東京都
- 業種 大学
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