CGTN:習主席が中東訪問:期待されること
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【北京2022年12月8日PR Newswire=共同通信JBN】中国の習近平(Xi Jinping)国家主席はサウジアラビアのリヤドで開催される第1回中国・アラブ諸国サミットと中国・湾岸協力会議 (GCC)サミットに出席し、サルマン・ビン・アブドルアジズ・サウド(Salman bin Abdulaziz Al Saud)国王の招待により、12月7日から10日までサウジを公式訪問する。
12月初旬に発表された報告書で、中国外務省はサミットを画期的なイベントと表現した。双方のリーダーらは2国間関係の強化を推進し、グローバルガバナンス、開発、安全保障などの重要な問題に関するコンセンサスを強固にする一方で、将来の協力を計画する機会と捉えていく。
「China-Arab Cooperation in the New Era(新時代における中国とアラブの協力)」と題された報告書は、核となる問題への相互支援と共有されたコミットメントだけでなく、急成長する2国間貿易関係と人的交流を強調した。
中国は依然としてアラブ諸国の最大の貿易相手国である。2021年の相互貿易額は約3300億ドルで、前年比37%増加した。
中国の習近平国家主席は昨年の第5回中国・アラブ諸国博覧会を祝賀する書簡で、中国は一帯一路構想(BRI))でアラブ諸国と質の高い協力を共同で推進したいと述べた。
習主席は、中国とアラブ諸国の人々の間の伝統的な友情が時間とともに強くなっていることに注目し、中国とアラブ諸国は近年、戦略的調整と行動の相乗効果を強化し続けており、一帯一路の共同建設は実りある成果を実現したと述べた。
▽ウインウインの協力
China Media Group(CMG、中央広播電視総台)とサウジアラビアのメディア省が共催する2022年Chinese-Arab Media Cooperation Forum(中国・アラブメディア協力フォーラム)が5日、サウジアラビアのリヤドで成功裏に開催された。
中国とアラブ諸国22カ国から政府当局者、報道機関代表、学者など150人以上のゲストがフォーラムに参加した。
長年にわたり、中国は太陽光、風力、水力を含む再生可能エネルギーの開発でアラブ諸国との協力を拡大してきた。共同で中国・アラブ・クリーンエネルギー・トレーニングセンターやChinese-Egyptian Renewable Energy Laboratoryを設立し、カタールの800メガワットのAl Kharsaah Solar Power Plant(アル・カルサ太陽光発電所)やエジプトのBenban Solar Energy Parkにある186メガワットの太陽光発電所のような協力プロジェクトを実施した。
現在までに、中国はアラブ諸国20カ国およびアラブ連盟とBRI協力協定を締結しており、双方はエネルギー、インフラなどの分野で200以上の大規模な協力プロジェクトを実行し、約20億人に恩恵をもたらしている。
Islamabad Policy Research Instituteの副研究員だったHannan Hussain氏はCGTNの意見欄で「つまるところ、新時代における中国とアラブの協力は、コミュニティー全体を多面的な進歩の未来に向けて導く強力なビジョンである」と書いた。
ソース:CGTN
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