第18回中国国際アルコール飲料博覧会が中国の瀘州で開幕
AsiaNet 99940 (0350)
【瀘州(中国)2023年4月14日新華社=共同通信JBN】18th China International Alcoholic Drinks Expo(第18回中国国際酒業博覧会、以下「CIADE」)が2023年4月13日、中国の瀘州で開幕しました。この機会をとらえ、全国の業者がこの「ワインの都市」に集まりました。
このイベントのスポンサーである中国酒類協会(China Alcoholic Drinks Association)によると、博覧会は800社以上の企業および1500人超の業界インフルエンサーを引き付けました。今年のイベントは、過去最高の活動行事とゲストの数を記録しました。
今年の主賓国であるギリシャは390平方メートルのパビリオンを建設し、ギリシャワイン、歴史と文化、人間的魅力を展示し、ギリシャのワイン、観光、文化などの特徴ある資源を体系的に宣伝しました。今年2月、ギリシャのアテネにChinese-Greek Civilization Appreciation Center(中国・ギリシャ文明理解センター)が設立され、両国の文明の基本的要素について深く研究するプラットフォームが実現しました。この博覧会は、ワインを接点として2つの古代文明の交流、コミュニケーション、協力を深めることを目的としています。
イベント開催地である瀘州は「ワインの都市」として知られています。瀘州は四川省だけでなく中国でも有数の酒類の一大生産地であり、Luzhou Laojiao(瀘州老窖)やLangjiu(郎酒)といった有名なワインブランドを誇っています。そのワイン造りの歴史は古く、秦朝や漢朝の時代から始まっています。考古学者が瀘州で発見した秦朝・漢朝時代の「陶製酒杯」や後漢朝時代のワイン造りの工程を記したレンガは、当時の四川省がすでに完全なワイン醸造体系を持っていたことを示しています。
2014年にCIADEが瀘州で恒久開催されるようになってから、同市はCIADEをプラットフォームとして都市開発とワイン文化を結びつけ、ワイン産業の質の高い発展を推進しています。2022年、瀘州のワイン産業の付加価値成長率は8.1%に達し、酒類産業の売上高は再び1000億人民元の基準値を突破しました。
この博覧会は政府の大きな支援を受け、絶えずそのブランドを革新し、イベントの質を向上させてきました。2014年以来、博覧会の累積展示面積は50万平方キロメートル超に達し、4200社近くの企業、60以上の国・地域から1万人以上の業界専門家やインフルエンサーを集めています。ジョージア、オーストラリア、フランス、イタリア、チリ、アルゼンチンが相次いで主賓国になりました。
このイベントの拡大に伴い、濾州は外の世界へと広く門戸を開くためにワインを重視しています。現在、濾州は2つの国際姉妹都市を持ち、10の国際都市と提携しています。「友人のネットワーク」を広げることで、より多くの人に中国の酒文化の魅力を楽しんでもらえるでしょう。
ソース:China Alcoholic Drinks Association
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。