Gencurixが韓国と日本のがん患者の予後予測検査の15年間の追跡臨床性能試験の結果を発表
AsiaNet 100054
Gencurixが韓国と日本のがん患者の予後予測検査の15年間の追跡臨床性能試験の結果を発表
【ソウル(韓国)2023年5月10日PR Newswire】Gencurix(https://www.gencurix.com/eng/index.php )は、Global Breast Cancer Conference(世界乳癌学術大会)2023で乳がん患者の予後予測検査の臨床性能試験結果を発表しました。「ホルモン受容体陽性/HER2陰性・早期乳がんのアジア人女性を対象とするGenesWell BCTの長期予後予測性能」研究は、366人の韓国人と日本人の患者を対象に相良病院とソウルアサン病院により実施されました。GenesWell BCT検査は、乳がんの予後診断に使用されました。低リスク群は、高リスク群より手術後15年にわたって有意に高い生存率を示し、GenesWell BCTの臨床的有用性が実証されました。
早期乳がんの大半を占めるホルモン受容体陽性/HER2陰性・乳がんは、他のがんサブタイプに比べ予後が比較的良好です。しかし、手術後10年以上経過しても再発のリスクはあります。再発リスクを正確に予測することは、個々の患者の治療計画を決定する上で非常に重要です。
従来の乳がん予後予測検査は手術後10年までの患者の再発予測情報を提供しますが、10年以降の再発を正確に予測できるかどうかはまだ不明です。
ソウルアサン病院と相良病院の患者を対象に実施された本研究では、GenesWell BCTの長期予後予測性能を評価しました。GenesWell BCT検査の結果、手術後15年間他臓器への転移の確率は、低リスク群が6.4%、高リスク群は36.7%であることが分かりました。リスク群間の生存率の有意差は、韓国人、日本人の両患者群でも確認されました。
特に、手術後5年以内の早期再発と手術後5-15年の遅発性再発を別々に解析したところ、GenesWell BCTはいずれのタイプの再発も有意に予測できました。
さらに今回の成果が重要なのは、欧米の既存の乳がん診断製品が、50歳未満の乳がん患者に対する精度の問題に長年悩まされてきている中、GenesWell BCTは、50歳未満と50歳以上の二つのグループにわけて分析した結果、予後性能の有意性が確認されたことであります。即ち、年齢に関係なく有意な検査結果が提供できることが検証されました。
今回の画期的研究により、GenesWell BCTは、既存の検査が提供する10年間の予測を上回る、最大15年間の再発に関する重要情報を提供することが示されました。本研究では、GenesWell BCTと10年までしか予測できない他の検査との大きな違いも浮き彫りになりました。
GenesWell BCTは、韓国で正式に承認された乳がん予後診断検査です。欧米各国で臨床試験を行った多くの欧米の診断検査と異なり、アジアの患者を対象とする複数の臨床試験で検証されてきました。Gencurixは、こうした良好な結果を踏まえて日本市場への参入を計画しています。
www.gencurix.com/info@gencurix.com
ソース:Gencurix
(日本語リリース:クライアント提供)
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。