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【福州（中国）2023年5月18日新華社＝共同通信JBN】福建省人民政府新聞弁公室（Information Office of Fujian Provincial People's Government）によると、5月15日から17日まで、周祖翼（Zhou Zuyi）福建省委員会書記兼福建省人民代表大会常務委員会委員長が代表団を率い、シンガポールを訪問しました。

中国とシンガポールの国家指導者間で達した重要な合意に基づいて、代表団はビジネス協力と文化交流を促進するために広範な活動を組織し、福建省のコミュニティーを訪問しました。福建省とシンガポールの友好を深め、協力関係を強化することを目的として、この訪問は双方の強みを活用し、ウィンウィンの結果を達成することを目指しました。

シンガポールは、過去数世紀にわたって福建省の移民の主要な目的地であり、中国の改革開放政策の実施後、福建省の開放と開発に最初に参加した国の1つです。現在、シンガポールにいる約163万人の華僑は福建省出身です。

地理的な近さと文化的な親和性により、福建省とシンガポールはさまざまな分野で頻繁な交流を続けてきました。1990年に中国とシンガポールが国交を樹立して以来、福建省とシンガポールの協力は科学技術、教育、保健、文化、観光の分野でさらに勢いを増し、双方の発展に弾みを加えました。

2022年の福建省とシンガポールの間の双方向貿易は271億4000万人民元に達し、前年比で36.8％増加しました。2022年末までに、シンガポールは福建省の1833件のプロジェクトに投資し、契約投資総額は118億7000万米ドルに上りました。

1821年、中国からシンガポールに直接航行した最初の中国のジャンク船が福建省アモイから出港しました。それ以来、福建省とシンガポールはますます頻繁な経済貿易協力と人的交流を享受してきました。

経済貿易協力により福建省とシンガポールの経済関係は一層緊密になりました。福建省商務部とInternational Enterprise Singapore（シンガポール国際企業庁）などの機関は、2023年のChina（Fujian）-Singapore Symposium on Economic, Trade, and Financial Cooperation（中国（福建）・シンガポール経済貿易金融協力シンポジウム）、2022年のSummit for International （SG-CN Fujian）Technology Enterprises Cooperation（国際（シンガポール-中国福建）技術企業協力サミット）など、一連のプロモーションイベントを共同で開催しました。これらのイベントは、エレクトロニクス、情報技術、石油化学分野のシンガポールの大手企業が資本、技術、設備、製品における優位性を活用して福建省で事業を確立することを奨励し、それによって福建省の関連産業をより質の高い開発に向けて牽引し、福建省とシンガポールの経済貿易協力をさらに強化するのに役立ちました。

ソース：The Information Office of Fujian Provincial People's Government