第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」本日より作品募集開始!

2023年6月1日

公益財団法人 日本漢字能力検定協会

 公益財団法人 日本漢字能力検定協会(本部:京都市東山区/代表理事:山崎信夫/以下、当協会)は、想(おも)いを託した漢字一字を贈る、第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト(以下、コンテスト)」の作品募集を2023年6月1日(木)に開始いたします。応募締切は2023年9月22日(金)です。

 


 本コンテストは、2013年に「漢字がつなぐ絆」をテーマにスタートし、今年で11回目を迎えます。いまでは「日頃は言えない素直な気持ちを漢字一字に託して贈る」をテーマに、小学生から高齢者まで約5万人の人々が参加する恒例行事となりました。

 また、道徳の教科書では「漢字に思いをこめて」という教材名で本コンテストが取り上げられており、国語教育だけでなく道徳教育としても教育効果の高いイベントとして学校教育で活用されています(*)。

 本コンテストを通じて、今年も多くの人々に「漢字」で気持ちを表現することの魅力を感じていただければ幸いです。詳細は、第11回コンテストサイトにてご確認ください。

https://www.kanken.or.jp/kanjicontest2023/

 

➢(*)小学3年生「漢字に思いをこめて」(『どうとく3 きみがいちばんひかるとき』光村図書)

https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/s-dotoku/material3nen

 

 

■ 第 10 回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」小学生部門 絆大賞受賞作品

 

かみさまへ

はせ れなより

 

かみさま、このかんじをあなたにおくりたいです。いま、せかいのみんなをこまらせるコロナとせんそうを止めてください。そして、「止」に一本のせんをひいて「正」にかえて、せかいをただしくもどしてください。せかいのみんながしあわせにくらせますように。

 

長谷 怜愛さん(千葉県・6歳・千葉市立高浜第一小学校)

 

 

■本コンテストの学校教育での活用について

コンテストが授業の題材として活用されています。サイトでは実際の授業内容や指導案をご紹介しています。https://www.kanken.or.jp/kanjicontest2023/

 

 

■第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」概要

□名称   :第11回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」

□応募テーマ:「贈りたい漢字とメッセージ(120字以内)」

       あなたが伝えたい気持ちを表す漢字(一文字)とメッセージをお寄せください。

□応募部門 :①小学生部門 ②中学生部門 ③高校生部門 ④大学生・一般部門

□応募期間 :2023年6月1日(木)~2023年9月22日(金)必着

□応募方法   :①個人での応募

                      【Web】コンテストサイト(https://www.kanken.or.jp/kanjicontest2023/)から応募する。

                      【郵送】所定の応募用紙(コンテストサイトよりダウンロード)に記入して郵送する。

       ②団体での応募

                        応募者全員分の応募用紙(コンテストサイトよりダウンロード)をまとめ、「団体応募用

                        返信ラベル」を用いて、郵送する。

□応募先   :〒605-0074 京都市東山区祇園町南側551番地 

        公益財団法人 日本漢字能力検定協会「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」係

□Twitter  :今、あなたに贈りたい漢字コンテスト(@kanji_gift)

□審査員(予定) : 審査員長  橋本五郎(読売新聞特別編集委員)

                                審査員     ゴルゴ松本(お笑い芸人)・やすみりえ(川柳作家)・華雪(書家)

                                                山崎信夫(当協会 代表理事 理事長)

□表彰 :絆大賞(各部門1点)                             賞状・副賞(5万円相当)

               日本漢字能力検定協会賞(各部門1点) 賞状・副賞(3万円相当)

               審査員賞(各部門3点)                          賞状・副賞(1万円相当)

               佳作(各部門10点)                               賞状・副賞(5千円相当)

               団体賞                                                     賞状・副賞(記念品)

□発表 :2024年1月下旬頃 コンテストサイト等で発表

□表彰式:2024年3月頃 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 京都本部

                「漢検 漢字博物館・図書館(漢字ミュージアム)」で開催予定

□主催 :公益財団法人 日本漢字能力検定協会

□後援 :公益財団法人 文字・活字文化推進機構 大日本印刷株式会社

□第11回コンテストサイト:https://www.kanken.or.jp/kanjicontest2023/

 

 

<本コンテストに関する一般の方向けのお問い合わせ先>

公益財団法人 日本漢字能力検定協会 お問い合わせ窓口

TEL:0120-509-315(フリーコール) ※月~金 9:00~17:00(祝日・お盆・年末年始を除く)

お問い合わせURL : https://www.kanken.or.jp/kanken/contact/

 

 

<参考資料>

■第10回「今、あなたに贈りたい漢字コンテスト」概要・受賞作品紹介

□応募期間 :2022年6月1日(水)~9月22日(木)必着

□結果発表 :2023年1月

□応募総数 :49,815作品

□受賞作品例:*年齢・肩書きは当時のものです

 

 

<中学生部門 絆大賞>射手矢 優太さん(佐賀県・14歳・成穎中学校)

僕は玉子焼きを作るのが得意です。「にいにの玉子焼きは甘くておいしいよ。」と妹が言ってくれます。妹に作ってあげる時は、いつもよりちょっぴり砂糖を多目に入れています。おいしいと言ってくれる妹の笑顔を見ると幸せになります。僕は妹に甘いなと思います。

 

 

<高校生部門 絆大賞>小関 春花さん(福岡県・16歳・福岡県立朝倉東高等学校)

昔から心臓が悪くペースメーカー手術をしたおじいちゃん。普段弱音を吐かないのに、手術後は「じぃじ、ロボットになっちゃった」と悲しげに言っていたのを覚えています。おじいちゃんがロボットなら私はいつも笑顔にできる充電器のような存在になりたいです。

 

 

<大学生・一般部門 絆大賞>山田 二美さん(東京都・主婦)

自閉症と二歳半で診断された息子。発達の凸凹を平らにすべく奮闘した日々もあったけれど、十五歳になって凸凹はそのまま彼を彩る魅力になった。弱みはあっていい。助けて貰ってもいい。彼の弱点を愛してくれるお友達が沢山できた。凹は愛情を受け取る器の形。

 

 

過去の受賞作品は、コンテストサイト(https://www.kanken.or.jp/project/edification/kanjicontest/list.html)からご覧いただけます。

 

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第11回チラシ画像

「凹」

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  • 所在地 京都府
  • 業種 教育サービス
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