電通のスタートアップグロースパートナーズと電通ベンチャーズ、「SGPファンド」を共同展開

ファイナンスと事業支援の両面で、スタートアップの中長期の成長を支援

電通

2023年5月29日

株式会社 電 通

 株式会社電通(本社:東京都港区、社長:榑谷 典洋、以下「電通」)でスタートアップ企業の支援をミッションとする専門組織「スタートアップグロースパートナーズ※」と、株式会社電通グループのコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ」は、新たに組成した「電通ベンチャーズSGP投資事業有限責任組合」(以下「SGPファンド」)の共同展開を2023年5月より開始しました。電通ベンチャーズが専門とするファイナンス領域と、スタートアップグロースパートナーズが専門とする事業成長領域の両面から、スタートアップの中長期の成長を支援していきます。

 2022年に政府が発表した「スタートアップ育成5か年計画」では、スタートアップの創業数に加えて「規模の拡大」すなわち「成長」に着目することの重要性が掲げられています。当社はこれまでにもさまざまなスタートアップの支援を行ってきましたが、昨今、特に短期的なマーケティング・コミュニケーションに限定せず、「継続的な事業成長」の実現に向けた伴走型ソリューションへの期待やニーズが高まっています。

 

 新たに展開していく「SGPファンド」では、電通ベンチャーズの投資および投資先支援の専門性と、電通が培ってきた幅広いソリューションや、その統合力および実行力を掛け合わせることで、スタートアップ企業による新たな社会価値の創造と、継続的な成長に貢献していきます。スタートアップグロースパートナーズの中には、出資後の持続的な成長を中長期の視点で支えるバリューアップチームがあり、スタートアップに適したソリューションを伴走しながらプロデュースしていける点にその特徴があります。

 

 電通は、顧客企業と社会の持続的成長にコミットするパートナー「Integrated Growth Partner」(IGP、インテグレーテッド・グロース・パートナー)への進化の一環として、さまざまなスタートアップ企業のグロースパートナーとなること、またその取り組みを通してスタートアップ・エコシステムの発展に貢献していくことを目指し、今後も幅広い領域での支援・共創に取り組んでいきます。

 

 

■「SGPファンド」概要

 名称 :   電通ベンチャーズSGP投資事業有限責任組合

 組成時期 : 2023年3月

 運用期間 : 2033年3月までの10年間を予定

 投資地域 : 日本国内

 投資ステージ : シードからレイターまで幅広いステージに投資

 URL : スタートアップグロースパートナーズ https://dentsu-sgp.com/ 

       電通ベンチャーズ https://dentsu-v.com/  

 

 

※ 2020年に前身となる社内横断プロジェクトが立ち上がり、2022年に40名規模の専門チームとして組織化。アーリーステージからレイターステージ、ポストIPOまでさまざまなスタートアップに対して、マーケティンググロース支援にとどまらず、大手企業とのアライアンス推進、資金調達やIPOに向けた成長ストーリー策定、JV(ジョイントベンチャー)による新規事業創出など、幅広い領域での成長支援に取り組んでいる。

 

以上

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