第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ ー 若者の活力で世界をより良い場所に
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【成都(中国)2023年8月7日新華社=共同通信JBN】夏の真っ盛りに、第31回FISU World University Games(FISU(国際大学スポーツ連盟)ワールドユニバーシティゲームズ=ユニバーシアード大会)が開催中です。113の国・地域から6500人の若いアスリートが成都に集結しました。第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ実行委員会によると、彼らは現代の大学生の輝きと優雅さを世界に示しつつあります。
日暮れとともに、Chengdu Universiade Village(成都ユニバーシアード村)の文化市場は、ピッチポット、Cuju(蹴鞠)、機織り…などで色鮮やかに彩られます。世界中から集まった大学生アスリートたちが、熱心に交流し、バッジを交換し、幸せを分かち合っています。
「(蹴鞠の)ボールがとても軽い。とても楽しい」。25歳のリビア人アスリート、IsaさんはCujuを体験し、すぐテクニックを習得しました。この体重60kgの柔道選手は、竹のボールを軽くネットの穴に打ち込み、通りかかり彼と一緒にCujuを体験しようとするイタリア人と中国の選手たちを温かく迎えました。お互いを知らない外国の若者達もすぐに集まり、とても盛り上がりました。
成都でユニバーシアードが開幕して以来、この村は、肌の色、国籍、言語が異なる大学生のアスリートでいっぱいになりました。ユニバーシアード大会期間中に彼らは出会い、お互いを知りました。成都は夢を実現します。成都はスポーツと夢を求める世界の若者の集まりの場となるでしょう。
FISUのLeonz Eder会長代理は、中国が簡素で安全かつ素晴らしい大会開催コンセプトを掲げ、厳粛な約束を真摯に履行し、成都でのユニバーシアードの円滑な開催を確実にしたことに感謝の意を表しました。「オンラインでしか会うことができなかった長い疫病を経験した後、私たちは再びユニバーシアード村に来て、10~12日間一緒に生活しました。113の国・地域からの代表が再会し、試合後にこの機会を利用して交流し、お互いにネットワークを作ることは素晴らしいことでした」。Eder氏の目には、これがユニバーシアードの魅力だといいます。
中国、International University Sports Federation(国際大学スポーツ連盟)、さまざまな国・地域の代表団の共同の努力のおかげで、成都ユニバーシアードは中国の特色、時代精神、若者のスタイルを備えた国際スポーツイベントとなりました。ユニバーシアードでは、Sunbird(タイヨウチョウ)やパンダなど中国文化のシンボルが、世界中の若いアスリートを深く魅了しました。
イタリアの聖火ランナー、Su Yunzhe氏がユニバーシアードの開会式でSunbirdの聖火プレートに点火しました。同氏は、Sunbirdは古来より調和、寛容、光の追求という中国人の精神性を示しており、強さ、希望、幸運の象徴であると誇らしげに語りました。 「聖火ランナーの意味は単に聖火を渡すことではなく、精神的な伝達、そして団結、友情、文化交流の伝達であると私は信じています」
大会期間中、フィールド外での文化交流が毎日行われます。天府芸術公園では「2023成都ビエンナーレ展」が開催され、22の国・地域から235人のアーティストによる476点の作品が展示され、多くの国内外の観客を魅了しています。
「平等と包容性により、色彩豊かな世界が保証されます。私たちは力を合わせて、より良い未来を創造していきます」。ネパールのNyachon Kushal選手は、卓球の試合には負けたものの、成都で世界中の人々に愛されるジャイアントパンダに出会ったと述べました。多くの外国人選手もジャイアントパンダの故郷である成都でパンダを見られた喜びを分かち合いました。
文明は交流によって豊かになり、文化は相互学習によって豊かになります。 肌の色、国籍、言語が異なる大学生が成都に集まり、平等、包容性、友愛の観点から調和と多様性を見つめ、異なる文化を評価し、そこから学び、若々しい活力で世界の平和と発展を促進します。
ソース:Executive Committee of the 31st FISU World University Games
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