外国人居住者のレンズを通じて、環境に優しい中国を発見

People's Daily

2023/9/4 18:38

【北京2023年9月4日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊人民日報（People's Daily）からのリポート

近年、中国は生態系保全とグリーン開発の両面で奇跡を起こし、世界から注目を集めています。中国に住み、働き、学び、あるいは中国を訪れる外国の友人の多くが、周囲の美しい風景をカメラに収めてきました。そこには中国の生態系ガバナンスとグリーン開発の成果が鮮やかに記録されています。

起伏に富んだ山々、広大な竹林、きらめく水…南アフリカのLifetime Achievement Award for Excellence in Architecture（建築の卓越性に対する生涯功労賞）を受賞したPeter Rich氏のレンズを通して捉えた、中国東部・浙江省安吉県にある中張村の画像は、静けさと美しさを醸し出しています。

初めて安吉を訪れたとき、Rich氏はその景色の素晴らしさに魅了されました。「清流と緑豊かな山々は計り知れない財産である」という中国哲学の発祥の地である安吉は、その緑豊かな景観を最大の財産として大切にしています。

Rich氏は「安吉に来るたびに、私は生態環境に心を奪われ、都会の喧騒から遠く離れた気分になり、心の平安を得ています」と話しました。

浙江省寧波市四明山の東麓にある李アオ村では、300を超す世帯の屋根にソーラーパネルが設置されており、太陽の光を受けて常に輝いています。この太陽光発電プロジェクトは、Ningbo Electric Power Supply Company of State Grid、地元政府、太陽光発電企業が共同で建設しました。毎年一定量の電力を村民に無料で提供し、発電した余剰電力を販売することで追加の共同収入を得ています。

ブラジル出身のRogelio氏は、10年以上中国に住み、働いています。同氏は人民日報に対し、自身のドローンで撮影した画像を見て人間性と自然の調和に満足したと語りました。同氏は「過去10年以上にわたり、周囲の生態環境がますます良くなり、景色が美しさを増すのを目にしてきました。中国で何が起こっているのかを見るために、より多くの人が中国を訪れることを願っています」と述べました。

この写真は、中国南部・広東省の広州サイエンス・シティー（広州科学城）で自然の風景と都市建築が調和して1つに融合している様子を示しています。川岸沿いのガジュマルの木々が涼しげな日陰を作り出しています。この写真は、広州開発区（Guangzhou Development Zone）で働くドイツ人Peter Helis氏が朝、シティー内の川沿いをランニング中に撮影したものです。

「シティーの美しい環境のおかげで、住民は仕事や生活のためのエネルギーをより良い形で充電することができます」とHelis氏は語りました。

広東・香港・マカオ大湾区に20年近く住んでいるHelis氏は、そこでの開発と変化に精通しています。同氏が広州市黄埔区の公園で撮影した別の作品では、コウラウンが豪華なベリーの朝食を楽しんでいます。

Helis氏は「近年、中国は生態系ガバナンスにおいて目覚ましい成果を上げています。水質と野生動物生息地の保護は大幅に改善されています。秋と冬には多くの鳥が大湾区にやって来ます」と話しました。同氏は現在、広州開発区への世界的な投資促進に取り組んでいます。

「私の仕事と生活の中心は中国にあります。退職するまでここで働き続けたいと思っています。私は心から中国が好きです。」

中国東部・江西省ブ源県篁嶺（ホワンリン）村では、地元政府が生態資源などの利点を活用して生態観光開発を推進し、総合産業開発の道を歩み始めています。篁嶺は丘陵地帯の村であるため、村民たちは屋根で穀物を天日干しにすることがよくあります。円形のふるい分けの籠の上でさまざまな作物を干している様子は、幾つもの傘を広げたように見え、生き生きとした楽しい光景を作り出しています。

この写真は、華僑大学華文学院（Chinese Language and Culture College of Huaqiao University）で学ぶ南アフリカの学生、Sarah Mary De Meillonさんによって撮影されました。この陽気な南アフリカ人は、自身に美しい中国名「Huang Mei Gui（黄コウ瑰）」（黄色いバラの意）を付けました。彼女はこれまでにも、安徽省の花亭湖や福建省厦門のユンダン湖など、中国の多くの景勝地を訪れたことがあります。

彼女は「中国の透き通った水と緑豊かな山々は本当にとても美しいです!生態環境保全と統治における中国の取り組みを心から感じました」と述べました。