第29回ITS世界会議が中国・蘇州で開催
第29回ITS世界会議
AsiaNet 100413 (1361)
【蘇州(中国)2023年10月17日新華社=共同通信JBN】第29回World Congress on Intelligent Transport Systems(インテリジェント輸送システム世界会議)(ITS World Congress(ITS世界会議))が10月16日から20日まで中国のSuzhou International Expo Centre(蘇州国際博覧センター)で開催されています。インテリジェント輸送に関する最も影響力の大きい国際会議であるITS世界会議は、高度な輸送技術と製品を展示する最高レベルかつ最大のプラットフォームです。蘇州市人民政府新聞弁公室(Information Office of Suzhou Municipal People's Government)によると、蘇州はこの会議を開催する中国で2番目の都市です。
ITS世界会議は「Driving Towards Intelligent Society--Quality Life(インテリジェントな社会-質の高い生活へ)」をテーマに、30以上の国・地域から8000人超の来場者を集めました。エキスパート、学者、専門家が「輸送の持続可能性と変革」「協調的な自律輸送」「インテリジェントでデジタルな輸送インフラストラクチャー」「包括的な輸送システム」「先端技術によるサービス向上」「インテリジェント都市と輸送産業の未来発展」「輸送サービスニーズの価格設定と管理」「政策、基準、調整」の8つのテーマで議論し、セッションを共有しました。
開幕式、閣僚級円卓会議、市長級円卓会議および120超の学術会議が行われます。
2万2000平方メートルを超える展示エリアでは、世界のインテリジェント輸送の最新の成果が全方位的に展示されています。
会議場に隣接する約1万5000平方メートルの専用デモンストレーションエリアでは、9つの屋外デモンストレーションプロジェクトが公開され、空飛ぶ無人車、無人クルーズ船、自律走行ミニバス、清掃用無人航空機など、インテリジェント輸送分野における最も革新的な製品、設備、ソリューション、サービスが紹介されました。
蘇州は、中国における自動車のインターネットの主要産業クラスターに成長しました。今年8月現在、同市にはハイテク企業197社、上場企業10社、科創板(Science and Technology Innovation Board)上場企業5社を含む自動車のインターネット関連企業が450社近くあります。蘇州は産業チェーンの強化、統合、拡張を進めており、現在では自律走行アルゴリズム、光学レーザーレーダー、高精度地図、先端運転支援など30以上の分野をカバーしています。
重要な成果の一つとして、10月12日に蘇州市相城区でスマート高速道路が開通しました。蘇州市交通運輸局によると、スマート高速道路の6.5kmの区間は、レベル4の自律走行とも呼ばれる高度自動運転の自動運転車用に設計されました。蘇州市交通運輸局は、同区間の実証実験では、蘇州に本社を置くZhijia Technology Co., Ltd.の49トン無人トラックが障害物、移動車、逆走車を識別し、タラップ進入、車線変更、追い越しなどの運転動作を完了したことを明らかにしました。
ソース:Information Office of Suzhou Municipal People's Government
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