「味と香り」が世界クラスの香辛料取引・流通センターを刺激
9月19日のXinhua-Yulin Spice Price Indices発足式典
AsiaNet 100446(1516)
【玉林(中国)2023年10月27日新華社=共同通信JBN】2023年China-ASEAN Expo Spices Exhibition(中国・ASEAN香辛料博覧会)のため、このほど中国周辺の香辛料と調味料業界のゲストおよびビジネスマン約1000人が広西チワン族自治区の玉林市に集まり、インドネシア、ベトナム、インドなどの投資家やバイヤー200人以上も参加しました。
玉林市政府宣伝部(The Publicity Department of Yulin Municipal Government)によると、中国スパイス業界の高品質な開発の「リーダー」と「バロメーター」を生み出すデジタル化方式採用が玉林の「最適化と卓越性」追求の革新的経路として登場しました。今年の香辛料博では、中国経済情報社と玉林市人民政府が共同でまとめたXinhua-Yulin Spice Price Indices(新華社-玉林香辛料価格指数)Operation Report(運用報告)が正式に立ち上げられました。
広西チワン族自治区は中国有数の香辛料生産地で、玉林市は「南部の薬品首都」「南部のスパイス首都」とされ、東南アジアの主要生産・流通地の1つになっています。世界でよく見かける香辛料種は200を超えています、このうち160種以上が玉林で取引されています。玉林市では約800社が香辛料の生産と販売に関わり、産業チェーンに10万人以上が雇用され、国内スパイスの80%がここで取引され、ここから出荷されていることを統計が示しています。
中国最大のティア1スパイス取引所、Yulin International Spice Exchange(玉林国際香辛料交易市場)では、スパイス製品の品種はまさに驚くべきものです。2022年、市場の取引は260億元になり、今年の数字は400億元に達すると予測されています。毎日、世界中の香辛料がここに集められ、中国全土の各省、地区、市区町村、そして、東南アジア、アフリカに物流システムを通じて輸送されています。Yulin Fuda Spice Exchange Digital Science and Technology Co., Ltd.のLi Haiゼネラルマネジャーは「玉林で見られるスパイスの50%以上は東南アジアから輸入され、次いで玉林交易市場を通じて中国各地の流通市場に分配されます」と語りました。
地域的な包括的経済連携(RCEP)の発効は、同じ供給源の食品通関が容易になる一方、幅広い香辛料製品の税が引き下げられ、その輸出入を一層促進します。
プロジェクトのフェーズⅠ、フェーズⅢ着手を受けて、Yulin International Spice Exchangeは「Yulin International Spice Logistics Port(玉林国際香料物流ロジスティクスポート)」と改称され、玉林市は世界クラスの香辛料取引・流通センター創設の歩み速めようとしています。
ソース:The Publicity Department of Yulin Municipal Government
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(画像説明:9月19日のXinhua-Yulin Spice Price Indices発足式典)
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