世界の水安全保障と持続可能な開発に関する国際会議が河海大学で開催
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【常州(中国)2023年11月10日新華社=共同通信JBN】第4回International Forum on Water Security and Sustainable Development(水安全保障と持続可能な開発に関する国際フォーラム)と第1回IAHR International Conference on Global Water Security(世界の水安全保障に関するIAHR国際会議)が10月30日、常州の河海大学(Hohai University)の新キャンパスで正式に開催されました。このイベントは、International Association for Hydro-Environment Engineering and Research (IAHR、国際水力環境工学研究協会)、Chinese Hydraulic Engineering Society(中国水力工学会)、河海大学、Nanjing Hydraulic Research Institute(南京水力研究所)が共催し、Yangtze Institute for Conservation and Development(長江保護・開発研究所)が協賛しました。世界気象機関(WMO)などの国際機関や研究所、大学、企業からの専門家、研究者、学生、専門職らがフォーラムに参加しました。
河海大学のYang Guishan学長は開会式で、世界の水安全保障の差し迫った問題を強調しました。国際社会は水管理における経験や成果を共有するために、交流と協力を深化させなければなりません。フォーラムは、戦略的な議論と研究を通じて、専門分野間の障壁を打ち破り、専門分野の垣根を超えた革新を発展させ、最も高い水準での国際的な協働を促進していくことを目指しています。
Royal Academy of Engineering(王立工学アカデミー)のフェロー兼IAHRの元会長兼フォーラムの学術委員会委員長のRoger Falconer氏は演説で、水安全保障と持続可能な水資源管理が世界的課題となっている中で、災害防止、水資源管理、都市下水、水質、水の供給などに関するこうした学術会議が開催されることの意義を強調しました。
中国工程院アカデミー会員兼Yangtze Institute for Conservation and Development所長兼Nanjing Hydraulic Research Institute名誉所長兼フォーラム組織委員会委員長のZhang Jianyun氏は、これまでに開かれた3回のフォーラムは、世界中の専門家や研究者から注目を集め、世界的に影響力のある高レベルの学術的プラットフォームになったと指摘しました。今年のフォーラムは、国連の持続可能な開発アジェンダの中の水関連の目標達成と、共有する人類の未来の構築に向けた一段と大きな貢献を果たすことでしょう。
ソース:Hohai University
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