ヴォロコプター社製の電動エアタクシーが大阪・兵庫で試験飛行見学会を実施
ドイツ・ブルッフサール, 2023年12月13日/PRNewswire/ -- アーバンエアモビリティ(UAM)のパイオニアであるドイツのヴォロコプター社(Volocopter GmbH)は、12月中旬の数日間、大阪府大阪市、及び兵庫県尼崎市にて、電動垂直着陸機(eVTOL)の試験機『Volocopter 2X(ツー・エックス)』のテスト飛行を実施しました。弊社は、2025年の万国博覧会(大阪・関西万博)でエアタクシー、『VoloCity』を運行することをすでに表明しており、今回の試験飛行は万博への準備の第一歩と考えています。この試験飛行は、万博会場にほど近い大阪市此花区・舞洲の大阪ヘリポートを拠点とし、クルーの作業と通信ツールの設定、気候や環境の確認、および安全飛行の日本国内の手順に合わせる調整作業などを行いました。同時に、国土交通省航空局(JCAB)、地元の航空管制官、消防局などの緊急対応団体、ヘリポートなどのインフラ所有者、地方自治体などとの連携をとり、2025年の万博本番への準備を着々と進めています。
Volocopter 2X at Osaka Heliport
この見学会には大阪府知事、大阪市長、兵庫県関係者、パートナーおよび協賛企業と、多くのメディア関係者などが参加しました。加えて、会場では200名を超える地元の小中高生が野外授業として試験飛行を見学するとともに、質疑応答に参加しました。質疑応答には大阪知事・大阪市長をはじめ、弊社のクリスチャン・バウアー代表取締役、パイロットのポール・ストーンが参加しています。
ヴォロコプターはUAM業界の先駆者として、eVTOL技術の普及と、安全で持続可能な事業環境(UAMエコシステム)を世界中に確立する責任があると考えています。日本では、2022年後半より大阪の小中学生を対象としたeVTOLの出前授業を複数の学校で実施。2023年3月には、大阪・梅田のショッピングモールでVoloCityの実物大モデルの展示を行い、3千人以上の一般の方々に来場頂き、eVTOLに実際に触れていただくことができました。今回の試験飛行会では、離着陸時と飛行中の静かさ、安全性などを肌で感じることで、万博とその後の日本における事業展開に対するご理解とご協力をいただくことができたと考えています。
ヴォロコプター社について
ヴォロコプターは、世界の大都市にアーバンエアモビリティ(UAM)を普及させることを目標としています。電動垂直着陸機(eVTOL)という新しい交通手段を提供することで、渋滞緩和やCO2などの削減により、都市部の人々の生活の質を向上させることを目指します。持続可能でスケーラブルなUAMエコシステムを構築するために、世界中のインフラや機体運行などのパートナーとUAM事業を展開しています。
ヴォロコプターのeVTOL航空機には、乗客(VoloCityとVoloRegion)と物資(VoloDrone)に、目的地までの迅速で安全、かつ排出ガスを出さない接続を提供します。
UAM業界のパイオニアとして、ヴォロコプター社は今後数年以内に商業サービスを開始する予定です。2011年に設立されたヴォロコプター社は、ドイツとシンガポールで500人以上の従業員を擁し、2,000回を超える公開および非公開の試験飛行を成功させています。また、メルセデス・ベンツ・グループ、日本航空、住友商事、東京センチュリー、NTTコミュニケーションズなど、多様な投資家を擁しています。www.volocopter.com
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Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1626551/Volocopter_Logo.jpg?p=medium600
(日本語リリース:クライアント提供)
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