AsiaNet 100582

【広州（中国）2023年12月18日新華社＝共同通信JBN】 中国南部清遠市の絵のような村、Xinmaの家々に太陽の光が輝いています。それぞれの屋根には分散型の太陽光発電パネルが設置され、これらは無人飛行機によって自立保守されています。生み出された太陽光電力は、CSG Guangdong Power Grid Co., Ltd.が運用するスマートグリッドとエネルギー貯蔵小規模電力網へと継ぎ目なく統合されます。これにより、クリーンなエネルギー源が家電製品や台所の電化、インテリジェント街灯、電気自動車用スマート充電スタンドなど、村のさまざまな施設に持続可能に供給されるのが確保されています。こうした再生可能エネルギーインフラの融合は、Xinmaを広東省で最初にカーボンニュートラルを達成した模範的村に急速に変えました。中国国営通信新華社の記者らは最近、この村を訪問し、こうした光景を見学しました。

Guangdong Power Grid のLiao Jianping会長は、12月15日に開催された広東省の数百の県、数千の町、無数の村のために質の高い開発プロジェクトを推進するグリーンエネルギー利用を促進するフォーラムで、 Guangdong Power Gridは「人民のための人民の電力」の原則を守り続け、農村地帯の電力供給の品質改善を重視し続けていると語りました。同氏はこれを念頭に、同社は配電網の電力供給品質を改善し、近代的な農村電力網の建設を加速し、農村地帯での新エネルギーシステムを開発すると付け加えました。これが人々に電気の利用によって、より持続可能な満足感と達成感を得るのを実現し、農村の再生に向けた内なる勢いを拡大する手法になっています。

フォーラムで発表された統計では、近年、Guangdong Power Gridが太陽光発電システムの開発促進に取り組んできたことが示されています。これまでに太陽光発電施設は計2370万キロワットに達して年間200億キロワット時の発電能力を持ち、これは1600万トンの二酸化炭素排出量の削減に相当します。また27の電力網に接続された洋上風力発電プロジェクトが稼働しています。全体として、約840万キロワットの太陽光発電能力を誇り、年間252億キロワット時を発電し、計1944万トンの二酸化炭素排出量を削減することができます。さらに、同社は13の新電力システム配電網実証地区を建設し、県・地区レベルで20超の政府と協力枠組み協定を調印しました。過去3年にわたり、計103人の有資格社員が、広東省の「数百、数千、無数のプロジェクト」の開発促進に向けて派遣されました。

大量のデータにより、Guangdong Power GridがChina Southern Power Gridによって支持された中国の近代化の新たな実践を推進しながら、デジタル化とグリーンイニシアチブの調整された発展を加速することにより、新たな電力システムと新エネルギーシステムの建設を推進していることが明らかにされました。これは、広東省の質の高い開発の推進において、新鮮な勢いを注入し、新たな章を書き始めるためのこれまでにない道を切り開くことが約束されていることを意味しています。

グリーンエネルギーを通じた広東の「数百、数千、無数のプロジェクト」推進に関するフォーラムは、新華社通信広東支社とGuangdong Power Grid Companyが共催しました。

ソース：CSG Guangdong Power Grid Co., Ltd.