河北省:デジタル、スマート、インターネットベースの発展推進に向け企業のクラウド技術導入を奨励
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【石家荘(中国)2023年12月27日新華社=共同通信JBN】Department of Industry and Information Technology of Hebei Province(河北省工業情報部)はこのほど、同地域でクラウド技術を採用している企業の総数が9万社を超え、産業設備の21.2%がクラウド技術を採用しているとのデータを公表しました。河北省は2年連続で全国トップの座を維持しています。
クラウド技術とは、クラウドコンピューティングやビッグデータなど、企業の効率を向上させる先進技術を指します。河北省は今年、企業のクラウド技術採用率の向上に重点を置き、産業インターネットの革新と発展を促し、優良企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するなどのプロジェクトを実施しました。同省はまた、新世代の情報技術と製造業の融合を継続的に深化させ、伝統産業のデジタル化、ネットワーク化、インテリジェント化の加速に努めてきました。
承徳市では、Jianlong Special Steel Co., Ltd.が焼結機のインテリジェント生産システムを導入し、焼結鉱のアルカリ度の安定率が8.31%向上、90%を超えました。張家口市では、Tianyuan Special Glassがインテリジェント製造技術の導入により、原材料から完成品販売までのインテリジェントプロセス全体のデジタル管理を実現しました。辛集市では、一部の毛皮・皮革企業が変革を推進し、染色などの工程でデジタル管理を採用、効率アップにつなげました。
データによると、河北省の5G基地局数は16万局を突破し、産業界のニーズを満たせる暫定的な5Gネットワークシステムがつくられています。計329の産業用インターネットプラットフォームが構築され、1027万台の産業用デバイス(セット)をつなぎ、13万7000の企業にサービスを提供しています。
河北省は今後、鉄鋼、装置製造、石油化学、製薬、建材など従来から利益を上げてきた産業の大規模工業企業を重視していきます。同省は、省レベルの産業インターネット・プロジェクトを育成し、カスタマイズ、プラットフォームベース設計、インテリジェント生産、デジタル管理などの新しいモデルを推進していく計画です。一方、中小企業に対しては、新世代の情報技術の応用を加速するよう促し、専門化や新たな展開に向けたデジタルサポートを提供していきます。2025年までに、同地域でクラウド技術を導入している企業の数は10万社に達すると見込まれています。
将来的には、より多くのクラウド技術サービスによって、河北省の包括的なグリーン・トランスフォーメーションへの歩みはより着実かつ迅速になり、より多くの企業が「クラウドで成功を収める」ようになるでしょう。
ソース:Hebei Provincial Industry and Information Technology Department
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