Huawei Cloud:10の体系的なイノベーションを備えたAIに最適なインフラストラクチャーをMWCバルセロナ2024で発表
【バルセロナ(スペイン)2024年2月27日PR Newswire=共同通信JBN】今年のHuawei Cloud Summitは、Huawei Cloud(ファーウェイ・クラウド)がAIアプリケーションに最適なインフラストラクチャーであることを実証します。「Accelerate Intelligence with Everything as a Service(エブリシング・アズ・ア・サービスでインテリジェンスを加速する)」をテーマとした500人超のイベントには、通信事業者、金融、インターネットなど、さまざまな業界の幹部と専門家が集まりました。Huawei Cloudは、10のAI指向イノベーションとPanguモデルの広範な業界専門知識を紹介しました。目標は、インテリジェンスへのより迅速なジャーニーのために、各業界向けに調整されたAI対応インフラストラクチャーです。
Huawei CloudのJacqueline Shiグローバルマーケティング・販売サービス担当プレジデントはスピーチで次のように述べました:「Huawei Cloudは、世界で最も急速に成長しているクラウドサービス事業者の1つです。Huawei Cloudでは、限界を押し広げ、世界中のお客様に最先端の技術を提供することに注力しています。当社は近年、アイルランド、トルコ、インドネシア、サウジアラビアなどで一連のローカルクラウドRegionを立ち上げ、お客様が最高性能のクラウドに簡単にアクセスできるようにしています。世界中で120を超えるセキュリティー認証を取得しているため、事業とデータの安全性が保証されます。それは技術面にとどまりません。当社は、パートナーが私たちと共に成長できるよう支援することを重視しており、この目標は今やGoCloud、GrowCloudプログラムによって裏付けられています。そして、AIを忘れてはなりません。AIはあらゆるものを再構築しつつあり、当社はその最前線に立っています。当社は、インテリジェンスを加速するために、あらゆる人、あらゆる業界向けに強固なクラウド基盤を構築しています」
Jacqueline Shi, President of Huawei Cloud Global Marketing and Sales Service
現在の基盤モデルは、従来のアプリケーションの生産、相互作用、サービス概念、事業モデルを再定義します。それらはAIをクラウドコンピューティング成長の新しいエンジンにします。可能性は膨大であるものの、事業目標に沿ってAIを実装するには、体系的なイノベーションが必要です。Huawei CloudのBruno Zhang最高技術責任者(CTO)は「Huawei Cloudは2つの戦略でお客様を支援します。AI for Cloud(クラウド向けAI)は、AIと基盤モデルを使用して体験を向上させます。それはソフトウエア開発、デジタルコンテンツ制作などに革命をもたらします。Cloud for AI(AI向けクラウド)により、シームレスかつ効率的なAI導入が実現します。アーキテクチャのイノベーション、AIネイティブのストレージ、データAIコンバージェンスの支援で、かつてない方法でAIをトレーニングし、使用することができます」と述べました。
Bruno Zhang, CTO of Huawei Cloud
サミットでHuawei Cloudは、AIに最適なクラウドインフラストラクチャーとなる10のAI指向のイノベーションを発表しました。
KooVerse:Huawei Cloudには、170を超える国・地域にわたる30のRegionに85のアベイラビリティーゾーン(AZ)があります。この世界規模のクラウドインフラストラクチャーは、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキング、セキュリティーを網羅し、レイテンシーを50ミリ秒まで下げます。
分散QingTianアーキテクチャ:基盤モデルでは、18カ月ごとにコンピューティングリソースの需要が10倍に増加する必要があり、ムーアの法則をはるかに上回ります。この課題に対処するために、このアーキテクチャは従来のプライマリー/セカンダリーアーキテクチャから進化しました。QingTianは、コンピューティング、ストレージ、ネットワーキングの限界を超え、ヘテロジニアス、ピアツーピア、フルメッシュコンピューティングを備えたトップクラスのAIコンピューティングバックボーンを実現します。
AIコンピューティング:ハイパースケールで安定したAIクラウドサービスは、兆パラメーターのモデルトレーニングをサポートしており、トレーニングジョブは、90%の確率で30日間、数千枚のカードにわたるクラスター上で中断なく実行できます。サービスのダウンタイムは10分以内です。100を超えるPanguモデル機能セットと100の適応されたオープンソース大規模モデルを設定不要で提供します。
AIネイティブストレージ:モデルのトレーニングには大量のデータが必要とされ、Huawei Cloudは3つのアプローチでこの需要に対応します:EMSメモリーサービスは、220TBの超大帯域幅とマイクロ秒までの超低レイテンシーでペタバイト規模のパラメーターを保存します。高スループットと数千万IOPSの同時実行性を実現するSFSターボキャッシュサービスにより、わずか5時間(100時間ではなく)で10億件のデータレコードのウオームアップが可能になります。Object Storage Service(OBS)ナレッジレイクにより、トレーニングデータと推論データのストレージコストが30%削減されます。
E2Eセキュリティー:ライフサイクル全体には、モデルのランタイム環境、トレーニングデータ、モデル自体、生成されたコンテンツ、アプリケーションが含まれます。これにより、堅牢かつ安全で規準準拠のモデルとアプリケーションが保証されます。
GaussDB:この次世代データベースは、高可用性、安全確実性、性能、柔軟性、インテリジェンスに加え、シンプルでスマートな導入と移行を備えています。具体的には、企業規模の分散アーキテクチャにより、都市内デュアルクラスターRPOゼロ、ソフトウエア障害とハードウエア障害の完全な分離、サービスダウンタイムゼロにより高可用性を保証します。セキュリティー面では、業界最高レベルのCC EAL4+の認証を取得しています。自動化については、GaussDBはデータベースの移行、配備と、世界初のAIネイティブデータベースとしての移行を強化します。
データAIコンバージェンス:基盤モデルの爆発的な増加は、「Data+AI」が「Data4AIおよびAI4Data」になったことを意味します。Huawei Cloud LakeFormationは複数のレイクまたはウエアハウスからのデータレイクを統合することから、データを移行することなく、データの1つのコピーが複数のデータ分析エンジンとAIエンジン間で共有されます。3つの共同パイプラインであるDataArts、ModelArts、CodeArtsが、データとAIのワークフローを調整し、スケジュールします。これらはリアルタイムデータを使用してオンラインモデルのトレーニングと推論を推進します。AI4Dataエンジンは、データ統合、開発から品質、資産管理に至るまで、データガバナンスをよりインテリジェントにします。
メディアインフラストラクチャー:AIGCと3Dインターネットの時代に、Huawei Cloudは、効率、エクスペリエンス、進化を備えたメディアインフラストラクチャーを構築しました。効率性では、WorkspaceとAIGCベースのバーチャルヒューマンを含むコンテンツ制作パイプラインであるHuawei Cloud MetaStudioは、より迅速かつ適切にコンテンツを生成します。エクスペリエンスに関しては、Huawei Cloud Live、Low Latency Live、およびSparkRTCが、よりシームレスな相互作用を実現します。進化については、Huawei Cloudがリアルタイムのユーザー相互作用を備えたAIGCおよび3D空間サービスを提供します。これらすべてが一体となって、事業・ユーザー体験を次のレベルに引き上げます。
ランディングゾーン:アカウントの一元化、ID、権限、ネットワーク、コンプライアンス、コスト管理により、企業はHuawei Cloud上でリソースをより適切に使用、管理できます。マルチテナンシーとコラボレーションは、人事、財務、リソース、権限、セキュリティーコンプライアンスの間でシームレスに行われています。
柔軟なデプロイ:上記のすべてのPanguモデルの機能とサービスは、パブリッククラウド、専用クラウド、またはハイブリッドクラウドで動作します。例えば、顧客はハイブリッドクラウドソリューションであるHuawei Cloud Stackを使用して、既存のデータセンターで専用のAIプラットフォームと基盤モデルを構築し、実行できます。
Mobile World Congress(MWC)2024は、2月26–29日にバルセロナで開催されています。Huawei Cloudは、顧客やパートナーと協力し、幅広い魅力的なトピックを提供する予定です。さらに、イベント中には、Panguモデル、GaussDB、データAIコンバージェンス、バーチャルヒューマン、ソフトウエア開発を網羅する革新的な製品と実際の事例が紹介されます。
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