Digital Realty、AIを活用したエネルギー効率プラットフォームをアジア太平洋地域に拡大
2024年末までに世界中の30以上の施設に展開予定
オースティン(テキサス州), 2024年3月11日 /PRNewswire/ -- クラウドニュートラル、キャリアニュートラルなデータセンター、コロケーション、相互接続ソリューションの世界最大のプロバイダーであるDigital Realty(NYSE: DLR)は本日、自社内の人工知能(AI)プラットフォームであるApolloをアジア太平洋地域に拡大することを発表しました。この戦略的な動きによって、同社のグローバルポートフォリオ全体でエネルギー効率を向上させることを目指しています。
Digital Realtyは、施設レベルのデータを活用したApollo AIプラットフォームを構築し、データに基づいた意思決定を支援し、ポートフォリオ全体でのエネルギー効率の向上を実現しています。Apolloの最初のパイロットプログラムは2019年末にヨーロッパの2つの施設で開始され、現在ではヨーロッパ圏内の6か国、16の施設で利用されています。Digital Realtyは、2024年の終わりまでにApolloの展開拠点を倍増する計画です。この拡大によって、Apolloはアジア太平洋地域に初めて導入され、メルボルンとシンガポールの各1つの施設で利用されることとなります。
Digital Realtyのチーフ・テクノロジーオフィサー(CTO) クリス・シャープは、「Apollo AIプラットフォームをアジア太平洋地域への拡大を発表できますことを大変うれしく思います。私たちは、データセンターのエネルギー効率を持続的に向上させることで、グローバルな温室効果ガス排出削減目標を達成することに尽力しています。Apolloは、私たちの目標達成を支援するだけでなく、お客様の持続可能な成長やスケーラビリティの目標もサポートします。」と述べました。
このAIプラットフォームは既にその効果を証明しており、16の施設全体で約18ギガワット時(GWh)のエネルギー削減を予測・実現しました。これは、およそ1,600以上のアメリカの世帯が1年間に使用するエネルギーに相当します1。Apolloは、詰まったフィルターや漏れたバルブなどの異常を自動的に検出し、人の介入なしで運用設定の最適化を提案する機能を備えており、サイトマネージャーやエンジニアの効率向上に役立ちます。
Apolloは機械学習を活用して、潜在的なメガワット時の節約量に基づいて優先順位をつけられた、各施設ごとの最適化の機会を詳細なダッシュボードで提供します。プラットフォームの自己学習機能により、調査結果が集約され、新たな施設に適用されます。これにより、新しい施設もプラットフォームに貢献し、全体のポートフォリオに利益をもたらします。
Digital RealtyがApollo AIプラットフォームをアジア太平洋地域に拡大することは、持続可能な成長と運用の優れたパフォーマンスを実現するためにテクノロジーを活用するという同社の取り組みを強調しています。Digital Realtyは、エネルギー効率と継続的な改善に重点を置いており、データセンター業界の先駆者となり、お客様に価値を提供し、より環境にやさしい未来に貢献します。
Digital Realtyについて
Digital Realtyは、データセンター、コロケーション、相互接続ソリューションの全領域を提供することで、企業とデータを結びつけています。同社のグローバル・データセンター・プラットフォームPlatformDIGITAL(R)は、お客様に安全なデータの「出会いの場」と実証済みのPervasive Datacenter Architecture(PDx(R))ソリューション手法を提供し、イノベーションとデータグラビティー課題の効率的管理を可能にしています。Digital Realtyは、6大陸25カ国以上の50を超える都市圏にある300以上の施設から成るグローバルデータセンターによって、お客様にとって重要なコネクテッド・データコミュニティーへのアクセスを提供します。Digital Realtyの詳細については、digitalrealty.comをご覧いただくか、LinkedInやXで当社をフォローしてください。
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1 アメリカエネルギー情報管理局(EIA)の提供する統計に基づいています。
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(日本語リリース:クライアント提供)
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