「コトクリエ社会共育プロジェクト」を発足

■当社独自の子ども・学生向け共育カリキュラムの開発を目指す

大和ハウス工業

2024年3月28日

大和ハウス工業株式会社

代表取締役社長 芳井敬一

大阪市北区梅田3-3-5  

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、2024年4月1日、研修施設「大和ハウスグループみらい価値共創センター」(愛称:コトクリエ)を拠点に、小学生から大学院生までを対象にした当社独自の共育カリキュラムの開発をめざす「コトクリエ社会共育プロジェクト」を発足します。 

 

 当社では、“将来の夢”(パーパス)の実現に向け、未来を担う子どもたちが、年代や立場を超えて多様な人たちと共創できる人財となるよう、小学生対象の体験学習プログラムや高校生との探究学習授業などをコトクリエで実施しています。

 そしてこのたび、カリキュラムや授業、評価、教師教育などに造詣の深い京都大学大学院教育学研究科 石井英真准教授とともに、小学生から大学院生までを対象にした当社独自の共育カリキュラムの開発をめざす「コトクリエ社会共育プロジェクト」を発足します。

 「コトクリエ社会共育プロジェクト」では、2024年7月より、奈良県内の子どもや学生を対象に、当社のノウハウを生かした「住まい」や「暮らし」に関する講座、当社グループ会社や異業種企業、研究機関と共に学ぶ講座などを開講します。これらの講座は3年間実施し、その成果や効果を検証することで、新たなカリキュラムの開発につなげます。

 今後も当社は、「コトクリエ」をあらゆる世代が共に学び、考え、成長し、みらいの価値を共創する人財(みらい価値共創人財)を社会と共に育む場として運営していきます。

 

共同開発者 京都大学大学院教育学研究科 准教授 石井英真氏からのコメント 

 不登校児童・生徒が約30万人に達するなど学校教育が問われているなか、学校外の学びの場の充実、あるいは産学連携などによりこれまでの学校の枠を超えた学びの機会の提供が課題となっています。「コトクリエ社会共育プロジェクト」は、自分の好きなことややりたいことをもっと追究したい、体験したいという、参加者の「したい」に応えるプログラムです。コトクリエという場に集って、学び手である子どもたちや大人たち、さらには、それを支える人々も学びあう、共育・共創の先に、家庭でも学校や会社でもない第三のつながり(サードプレース)が広がっていくことを期待しています。

 

2024年度に予定している活動

1.大和ハウスグループ「コンストラクション・カレッジ」

 将来の進路を考える大学生や高等専門学校生、専門学校生を対象に実施するカリキュラムです。学生に向けて、当社グループの技術系社員が仕事の楽しさややりがいをお伝えします。社員との交流を通じて学生たちに「建設業の魅力」を知ってもらうとともに、学びの機会を提供します。

 

2.「ジュニア・コトクリエカレッジ(夏休みコース)」

 「ジュニア・コトクリエカレッジ」は、2023年度より奈良県内の小学生を中心に行っている公開講座です。子どもたちの学ぶ気持ちや好奇心をかき立て、自分で考える力を育み、未来を生き抜く力を養います。

2023年度は社外の専門家を講師に迎え、「経済」「科学」「生物・自然」「歴史」「アート」の5つのテーマで開催しました。

 そしてこのたび、当社独自のカリキュラムを採用する講座として「ジュニア・コトクリエカレッジ(夏休みコース)」を新設します。「家・住まい・暮らし」をテーマに、家づくりに関わっている社員との対話や施設の見学、「自分の住みたい理想の家」の計画をすることで、モノづくりやSDGsの考え方を学びます。

 

コトクリエにおけるこれまでの主な共育活動

1.奈良のお仕事フェスティバル

 「仕事の魅力に迫り、自分の世界を広げよう。」をコンセプトに、子どもたちが記者となり、どんな仕事が社会を支えているのか、企業・団体を取材して知らなかったことに触れ、職業観を養い、自分の世界を広げるイベントです。

2.高校生探究学習支援活動

 2021年度より、奈良女子大付属中等教育学校と実施している学習支援プログラムです。当社社員が専門的な経験や視点で「家づくりとまちづくり」のテーマに沿って学生と対話し、学びあう中で、学生が課題を設定し探究できる学びが促進する活動です。 

 

●「大和ハウスグループ みらい価値共創センター」について

住所

奈良県奈良市西九条町4丁目1-1

延床面積

17,048.07㎡

敷地面積

18,251.37㎡

階数

地上4階建て

愛称

コトクリエ

開所

2021年10月1日

URL

https://www.daiwahouse.co.jp/kotokurie/

 

  

                                          

 

 

 

 

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