ハンファグループが世界造船大手Austalに買収提案

Hanwha Group

【ソウル(韓国)2024年4月3日PR Newswire=共同通信JBN】ハンファグループ(Hanwha Group)(ハンファ)は、良好な資産評価を条件として、オーストラリアに本社があるAustal(オースタル)の取締役会に、スキームオブアレンジメントを介してAustalの全事業を買収する意向表明書を提出しました。

 

 

ハンファは、オーストラリア、米国、韓国の政府目標に沿って、Austalの事業と地元オーストラリアの地域社会を支援する重要な能力と投資をもたらします。

 

Austalがオーストラリア政府の国防上の請負業務を担っているため、同政府はAustalの売却を許可しないだろうとの懸念を示す最近のメディア報道には、根拠がありません。 

 

ハンファのDavid Kim執行副社長は「外国投資審査委員会(FIRB)がハンファによる同社買収を拒否するという主張には根拠がありません」と述べました。ハンファはFIRBの規制承認手続きを尊重しており、この取引に関してFIRBの承認を得る能力に自信を持っています。 

 

「ハンファは既にオーストラリアへの先行投資についてFIRBの承認を取得しており、地元労働者を雇用しているジーロングの製造工場に多額の投資をし、歩兵戦闘車両、自走榴弾砲、弾薬補給車の契約サプライヤーとしてオーストラリアの防衛産業基盤への確かな投資実績があります」

 

ハンファは競争力の高い条件を提示する信頼できるバイヤーです。同社がAustalに関心を寄せる根拠は次の通りです:

 

同盟関係の強化:ハンファは、インド太平洋地域に戦略的プレゼンスがあるオーストラリアと米国の防衛指導者らに知られた企業で、評価の高い協力者です。ハンファによるAustalの買収は、各国の同盟関係を基盤とし、パートナーかつ同盟国としてオーストラリアの国家安全保障に役立ち、重要な防衛・安全保障パートナー間の一連の関係をさらに強化するでしょう。

 

政府の優先事項の支援:この契約は「Independent Analysis of Navy's Surface Combatant Fleet(海軍水上戦闘艦隊の独立分析)」で概説されているオーストラリア政府の目標と一致しており、ハンファの能力と投資は重要なプログラムの実現を加速し、オーストラリアが米ワシントン州ヘンダーソンにある優れた造船能力を維持できるようにします。

 

Austalの価値:ハンファは造船分野で50年以上の経験があり、これによりAustalの成長の潜在力が拡大し、技術革新(鉄鋼造船、生産自動化、スマート造船所、自律技術など)が加速され、投資と効率の向上によりAustalの価値をさらに発揮させます。

 

長期パートナー:ハンファは、意思決定の最前線での長期的協力関係により会社に安定をもたらしつつ、事業とそれが支える従業員や地域社会に投資する意図を持つ長期的パートナーです。地元の雇用、地域社会との協力関係、経済発展に重点を置くハンファは、他の所有権モデルと比較して、安定した長期成長を実現する理想的なパートナーです。

 

ハンファは、Austalの買収が政府、株主、従業員、地域社会など多くの利害関係者に利益をもたらすと信じており、その成功に向けて全ての適切な手順を踏む計画です。

 

ハンファグループについて

 

ハンファは1952年創業のFortune Global 500企業であり、総売上高653億米ドル、総資産1797億米ドルを有する韓国で第7位の企業集団です。

 

グリーンエネルギー、材料、航空宇宙・海洋・メカトロニクス、金融、小売り・サービスを網羅する多様な事業ポートフォリオを持つ世界的リーダーとして、ハンファは産業を強化し、地域社会を豊かにする未来に備えたソリューションと影響力のある技術革新をもたらします。

 

持続可能性に対する同社の絶え間ない取り組みが大胆な技術革新を推進し、個人、社会、地球のための革新的なソリューションを生み出すことを可能にし、持続可能な発展と全ての人にとってより明るい未来のための強固な基盤を生み出します。

 

ハンファオーシャンについて

 

ハンファオーシャン(Hanwha Ocean)は、50年超の造船経験を持つ世界的に名声のある海事・造船企業で、潜水艦、軍艦、その他の海軍支援艦を含む幅広い海軍艦船のほか、LNG輸送船や超大型原油タンカーなどの商船も手掛けています。ハンファオーシャンの玉浦造船所は、世界で2番目に大きく、最も効率的な造船所の1つです。ハンファオーシャンは韓国海軍と英国、ノルウェー、インドネシア、タイなど多くの国際顧客向けに先進的な軍艦と潜水艦を建造するリーダーです。その機能には、駆逐艦、FFX-IIフリゲート艦や1000トンから1万トンまでのさまざまな種類の軍艦の建造が含まれます。同社は韓国海軍の潜水艦でも歴史の中心にあります。1980年代後半にKSS-I潜水艦を建造して以来、同社は2021年に韓国で初めて独自に設計・建造したKSS-IIIを納入し、ハンファオーシャンの潜水艦建造の専門技術を実証しました。

 

▽問い合わせ先

 

Jinwon Park

 

Senior Manager

 

Hanwha Group

 

(t) +82 10 3880 4541

 

(e) jinwonpark@hanwha.com

 

Andrew Joyce

 

Partner

 

Pyne & Partners

 

(t) +61 (02) 6108 3020

 

(e) aj@pyneandpartners.com.au

 

 

 

PR Newswire Asia Ltd.

 

 

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