コスト削減と効率性向上を目指す中国全土のコールドチェーン物流業者が次々とInceptio社の自動運転システムを採用

Inceptio Technology

上海2024年4月3日 /PRNewswire/ -- 大型トラック用自動運転テクノロジにおける中国有数の開発メーカーであるInceptio Technology(「Inceptio社」または「同社」)は本日、コスト削減と効率性向上を目指す中国全土のコールドチェーン物流業者が次々と同社の自動運転ソリューションを採用していると発表しました。Inceptio社の長年の顧客であるShandong Deshun Cold Chain Logistics(「Deshun Logistics」)社は、2023年8月以降、Inceptio社の自動運転システムを複数の配送ルートに展開してきました。Inceptio社は最近、同社の自動運転システムを搭載したトラックを物流網全体に展開しているDeshun Logistics社の現状を紹介した短時間の動画を公開しました(視聴はこちら)。

 

Deshun Logistics社は、トラックを100台以上保有する中堅・中小企業として、コールドチェーン物流サービスを中国北部の山東省、河北省、内モンゴル自治区などの複数の地域に提供しており、Inceptio社の自動運転システムを搭載した6X4大型トラックを3台運用しています。

 

Deshun Logistics社のCEOであるLianfu Yu氏は、Inceptio社の自動運転システムを搭載したトラックを試乗するため、自らハンドルを握りました。ドライバーとフリートチーム責任者の両方の経歴を持つYu氏は、Inceptio社の自動運転システムが提供する運転体験を「ゲームチェンジャー」と評し、「従来の運転では、自分の両手、両足、両目、そして頭を使っていましたが、同社のシステムでは、自分の頭を使うだけでよいため、疲労が極めて少なくなります。また、トラックには各種の警告機能やアラーム機能が付いているため、眠気を感じた場合でも事故を効果的に防止できます」と述べています。

 

Yu氏はInceptio社の自動運転システムの完成度と信頼性の高さに感心し、「Inceptio社の自動運転システムを搭載したトラックは、北京六環路でも内モンゴルの高速道路でも、自動的に車線を変更し、他の車両を適切に回避しました。システムは常に正しい判断を下し、極めて効率的に運転を遂行しました」と感想を述べています。

 

物流会社のCEOとして安全性を最優先にするYu氏は、Inceptio社の自動運転システムを搭載したトラックの実用によってドライバーの夜間の睡眠を改善できると考えています。同氏は、「私たちは当社のために10年以上勤続してくれている半数以上のドライバー達の安全確保に全力で取り組んでいますが、その実現に役立っているのが自動運転技術です」としています。Deshun Logistics社のフリートチーム責任者であるDing氏も、この産業分野における効率性の大幅な向上にはInceptio社の自動運転システムを搭載したトラックが有用であるという考えについて、「自動運転システムの性能は、ドライバーの安全という面でも大きく向上しています」と同意しています。

 

Yu氏は、「これらの安全上のメリットは、保険料の減額という形で企業収支を改善させることにもつながります」とも述べています。これはコスト削減の入口に過ぎません。同氏はまた、「1,000 kmの移動には、これまで2人のドライバーが必要でしたが、Inceptio社の自動運転システムを使用すれば、1人のドライバーだけで走破することが可能です」とし、 「また、100 kmあたり5リッターの燃費を削減できるため、1ルートあたり数百元の節約にもつながります。全体的に見ると、各トラックの年間稼働コストは半分近くに下がります。そのため、当社は今後Inceptio社の自動運転システムを搭載したトラックを優先的に調達する予定です」としています。

 

Ding氏は、Deshun Logistics社が削減した金額の一部はドライバーに回ることになり、それがフリート全体の収入引き上げにつながるとも述べており、 「たとえば、往復600 kmで3,000元を稼いでいたとしましょう。ドライバーが2人であれば、これまではそれを等分していましたが、今後は3,000元が1人のドライバーの収入になります。また、会社はそのルートにおける燃料費を約400元削減できます。さらに、Inceptio社のシステムによってドライバーの疲労が少なくなるため、毎日の走行距離を延長し、それによって収入を上げることもできるのです。これは素晴らしいことです」としています。

 

Inceptio社の創設者兼CEOであるJulian Ma氏は、「Inceptioの自動運転システムを搭載したトラックがDeshun Logistics社のような中小規模物流業者の安全性と効率性の向上に役立っていることを非常に誇りに思います。当社のシステムは、搭載する対象が1台のトラックであっても大規模フリート全体であっても、規模を問わず定時運航率の向上と大幅なコスト削減を可能にします。当社はあらゆる規模のお客様と協力することで、トラックの走行時の安全性を高め、より信頼性の高い物流を実現したいと考えています」と述べています。

 

INCEPTIO Technology社について

 

Inceptio Technology社は、大型トラック用自動運転テクノロジにおける中国有数の開発メーカーです。同社の主力技術はフルスタックの独自ソリューションであるInceptio Autonomous Driving Systemです。同社は大手OEMメーカーと提携して、2021年後半に業界初の量産型L3自動運転トラックの提供を開始しました。これらのトラックは、中国全土の長距離物流網においてBudweiser社、Nestlé社、JD Logistics社、Deppon Express社などの顧客によって運用されています。完全無人走行トラックの開発で最先端を行く同社は、2022年には中国で無人自動運転大型トラックの公道テストの許可を取得した初の企業となりました。

 

Inceptio Technology社の詳細情報については、以下を参照してください。https://en.inceptio.ai/

 

(日本語リリース:クライアント提供)

PR Newswire Asia Ltd.

 

 

PR Newswire
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