百色を地方活性化の輝く「マンゴーロード」に導くマンゴー産業
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【百色(中国)2024年4月11日新華社=共同通信JBN】広西チワン族自治区の百色市は中国のマンゴー主産地の1つです。40年の発展を経て百色市民に繁栄をもたらす「黄金のカギ」になっています。百色は近年、マンゴー栽培地の利点を生かして、堅固な産業チェーンを急速に形成しています。Baise Fruit Industry Development Centerによると、百色のマンゴー栽培総面積は2023年、137ムー(約913.33平方キロ)に達し、中国マンゴー栽培総面積の約24.19%を占めています。生産量は125万トン、国内マンゴー総生産量の約27.8%になり、総生産額は192億元でした。作付面積と生産量でダブル「ミリオン」目標を達成し続けたことで、百色は国内地級市として最大のマンゴー生産基地になっています。
マンゴー栽培は労働集約型産業として、貧困緩和や地方活性化など国家戦略の中で重要な役割を果たしています。主要なマンゴー生産地である百色では、自治区レベルの大手企業9社を中心に、県レベル以上の中核マンゴー植栽実証地区27カ所が設立され、観光とレジャーが一体化しています。自治区、市、県レベルの実証地区は、周辺地域の経済成長推進に大きな役割を担い、約20万人を貧困から救い出しました。2016年のNational Industry Poverty Alleviation Conferenceで、広西のマンゴーは全国で推進された特徴的な産業貧困緩和事例のトップ10に入り、2020年には「Guangxi Tiandong: Technology Leads Green Drive - Mango Turns into Gold(広西 田東:テクノロジーがグリーンドライブをリード-マンゴーが黄金に変わる)」がState Council Poverty Alleviation Officeから産業貧困緩和の典型的な100例の1つに選定されました。
百色は「技術のカード」を効果的に使いました。作付け、生産量、生産額の急発展は、研究開発システム本来の力を刺激しました。百色は種子産業の重要問題に集中し、マンゴー産業用のビッグデータプラットフォームを構築したうえ、産業のデジタル化プロジェクトも実施して、デジタル農業開発のスマートクラウドプラットフォームを確立しました。また、遺伝資源を豊かにする取り組みを強化し、マンゴー育種技術と遺伝資源の革新、施設植栽のための新技術の研究に焦点を当て、合計10万7000人の農民が訓練を受けました。
百色は「産業のカード」を効果的に使いました。2023年現在、百色市はマンゴー高度処理の14企業を迎えています。マンゴー高度処理能力は30万トンに達し、生産額は15億元を超えて、商品の付加価値を大幅に向上させています。同時に、国内最大のマンゴー高度処理生産エリアを確立しました。2023年に百色で開催されたChina Mango Industry Development Conferenceで、ブランド価値105億5600万元の百色マンゴーは全国地域ブランド(地理的表示)トップ100リストの32位にランクされました。
百色は「サービスのカード」を効果的に使いました。物流コールドチェーンと仕分けベースを立ち上げ、SF Express、Sanke、CIMCなど物流企業を迎えて大型倉庫を建設し、常温保管能力15万2000トンと低温保管能力5万8000トンを追加して、マンゴー産業のリスク管理能力を強化しました。
百色は生産、加工、流通、研究、サービスを網羅する強力で特色のあるマンゴー産業クラスターを形成し、「小さなマンゴー」を「大きな産業」に発展させています。
ソース:Baise Fruit Industry Development Center
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