Bridgewiseが新たな資金調達で2100万ドルを確保、世界的な証券向けのAIを活用した金融インテリジェンスプラットフォームの世界展開をサポート
*SIX Group、Group 11、L4VBなどの世界的な金融機関は、世界の株式やファンドに関する洞察や情報へのアクセスを変革するAIプラットフォームに投資
*資金調達はBridgewiseの世界的プレゼンスの拡大をさらに加速し、同社独自のAIテクノロジーの開発をサポート
【シンガポール、ロンドン2024年4月18日PR Newswire=共同通信JBN】世界的な証券向けの革新的なAIベースの分析プラットフォームであるBridgewiseは、2100万ドルの資金調達ラウンドが完了し、調達資本総額は3500万ドルになったと発表しました。このラウンドはSIX Groupが主導し、Group11、L4 Venture Builderなどの世界的な金融機関が参加しました。この資金調達ラウンドでは、Bridgewiseは、主要地域で戦略的パートナーとして機能できる大手金融会社から投資家を選びました。同社のアジア太平洋本社は2023年11月にシンガポールに設立され、フィンテックのベテランで元PayPalおよび元PPRO幹部のKelvin Phua氏がアジア太平洋ゼネラルマネジャーに任命されました。シンガポール・オフィスは、香港、インド、日本、シンガポールなどの市場を含むアジア太平洋の顧客に合わせたソリューションを開発するための戦略的ハブとして機能します。その後、Bridgewiseは日本の証券取引所をアジアの主要顧客の1つとして獲得し、成長を続ける日本チームをサポートするために最近、東京にオフィスを開設しました。
Kelvin Phua, Asia Pacific General Manager, Bridgewise
Bridgewiseは、急速に成長しているAI主導型投資分析のプロバイダーで、取引所、銀行、取引プラットフォーム、投資会社、資産アドバイザー、金融メディア・教育プラットフォームにサービスを提供しています。同社は現在、オーストラリア、ブラジル、日本、シンガポール、スイス、アラブ首長国連邦(UAE)、英国、米国など15カ国以上で顧客を持ち、事業展開しています。今後、新たな資金調達を活用して市場浸透と成長を加速します。
BridgewiseのGaby Diamant共同創設者兼最高経営責任者(CEO)は「これは、世界の資本市場での知識とアクセシビリティーのギャップを埋めるという当社の使命における大きなマイルストーンです。当社のAIテクノロジーは、世界的な投資家が情報に基づいた決定を行うのに必要な信頼できる分析、推奨およびサポートを提供することができる独自の立場にあります。SIX、Group 11、L4VBなどのパートナーの協力を得て、当社は大幅にアップグレードされた洞察を世界中に提供するのに必要なツールを手にしており、あらゆる言語、あらゆる市場で投資家に力を与えます。この新たな資金調達は、当社の顧客に対する約束、当社の業界全体に対する責任を果たす機会になります」と述べました。
Bridgewiseのプラットフォームは、大手金融機関やサービスプロバイダーのニーズに合わせた一連の製品を提供します。これらには、あらゆる金融商品・証券についてのAI生成の詳細なリポートおよびオンデマンド分析、ユーザーの既存ポートフォリオに基づいて個人的な推奨を提供するロボアドバイザーの自然言語AI会話チャットBridget(TM)などが含まれます。
Bridgewiseは、株式や投資信託を含む世界の上場証券の90%以上の基礎データを分析しています。また、投資の推奨も提供しており、これは当社が事業展開する市場で既に承認された独自の規制された機能です。
Bridgewiseのコアテクノロジーは2つの柱に基づいています。1つ目は20年以上の過去データに基づいてトレーニングされた機械学習アルゴリズムで、5万を超える上場証券を分析し、それぞれの証券にパフォーマンススコアを提供します。2つ目のコアテクノロジーは独自のMicro Language Model(小規模言語モデル、MLM)に基づいた生成AIで、読者の望ましい言語で各証券の分かりやすいリポートを作成します。
SIXの取引所担当グローバルヘッドであるBjorn Sibbern氏は「Bridgewiseへの投資は、イノベーションと金融の未来に対する当社のコミットメントを表しています。BridgewiseはAIを中核に据え、専門投資家や個人投資家に対して情報に基づいた決定に不可欠なツールを提供します。今回の戦略的な動きは高成長市場に進出するだけでなく、社内の専門知識も強化します。私たちは協力してイノベーションを推進し、さまざまな地域や国内市場のお客さまが競争力を維持できるよう支援しています」と述べました。
Group 11の創設パートナーであるDovi Frances氏は「私は、Bridgewiseがその道筋において次の1歩を踏み出すのを見て心を躍らせています。このチームは明確なビジョンを持ち、資本市場におけるAIの道をリードしています。2024年に何が起こるかを楽しみにしています」と述べました。
L4VBの共同創設者であるPedro Meduna氏は「この新たな資金調達ラウンドは、Bridgewiseとブラジル市場全体の両方に対する当社のコミットメントの証しです。私たちのパートナーシップの更新は、地元の個人投資家にとって資本市場や投資の機会をさらに拡大し、ブラジル企業の知名度と世界への露出を引き続き拡大し、世界の投資環境における主要市場としてのブラジルの地位を強固にすると確信しています」と語りました。
▽Bridgewiseについて
Bridgewiseは、15カ国、22以上の言語で50を超える法人顧客を含む機関投資家や個人投資家の投資決定を支援する世界的な金融リサーチテクノロジー企業です。同社独自の生成AIベースのテクノロジープラットフォームは1000万件を超える分析を遂行し、世界の株式と証券に関する包括的な洞察を提供しています。
2019年に設立されたBridgewiseは、投資の世界における知識のギャップを埋め、金融市場情報へのアクセスを民主化することを目指しており、これまで大手金融機関のみに利用可能だった分かりやすい包括的な株式リサーチを提供します。
同社の公正な分析、スコアリングおよびリサーチは、証券会社のプラットフォームやその他の金融機関のインフラストラクチャーにシームレスに統合することができ、世界の株式の即時分析ならびにオーダーメードの投資戦略を提供し、世界中のあらゆる種類の投資家にとって情報に基づいた投資決定を行うことが可能になります。
Bridgewiseの詳細はこちらをご覧ください。
PR Newswire Asia Ltd.
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