世界ブランド莫干山会議が開幕、永続するブランドを構築するためのレシピを共有

The 2024 World Brand Moganshan Conference

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【徳清(中国)2024年5月10日新華社=共同通信JBN】中国が第8回「中国ブランドデー(China Brand Day)」を祝う中、2024 World Brand Moganshan Conference(2024年世界ブランド莫干山会議、WBS)が中国東部の浙江省徳清県にある風光明媚な鎮、莫干山で5月10日に開幕しました。

 

スイスのダボスで開催される毎年恒例の世界的リーダーとエリートの冬の会議と同様に、世界中の有名企業から4000人を超える参加者、政府、国際メディア、世界的な学術機関、および業界団体の代表者が、伝説的な刀剣製作の伝承で知られる莫干山に集まりました。彼らは共に、ブランド開発への道を模索しています。

 

ブランド力の育成を促進する重要な原動力として、WBSは2023年、新華社(Xinhua News Agency)、China Council for Brand Development(中国ブランド開発委員会)、ならびに浙江省、湖州市、徳清県などのさまざまなパートナーによって開始されました。

 

この会議は、グローバルブランドの歴史的な開発パターンを調査し、この分野の現在の開発傾向を分析し、グローバルブランド開発の将来を構想するための、国際的で権威ある専門的なプラットフォームを確立しました。WBSはブランド開発を中心とした中国の最も重要なイベントの1つとして大きな影響力を持っています。

 

「Brands Bring Better Future for the World(ブランドは世界により良い未来をもたらす)」というテーマの下、今年の会議では、40を超える主要な活動と複数のサポートイベントで構成する総合的なプログラムが3日間にわたって開催されます。中国と世界の有名ブランドが莫干山で自社製品を展示し宣伝することに加えて、この会議には中国の省級地域の3分の1以上が参加しており、各地域がそれぞれ独自の特色を披露し、さまざまな手段によって協力のネットワークを拡大しようとしています。

 

今年のWBSは引き続き中国に重点を置きながら、世界的な視点も強調しています。多岐にわたる活動は、現在のトレンドに沿ったものであり、グローバルなビジョンを取り入れています。この会議は、中国ブランドと海外ブランドのコミュニケーションと協力のプラットフォームとして機能します。

 

開会式とメインフォーラムでは、クラウドノミクス(Cloudonomics)を提唱した5GデジタルトランスフォーメーションストラテジストのJoe Weinman氏が、人工知能時代のグローバルブランド戦略について公開講演を行いました。

 

中国と外国の企業家間の芝生での交流イベント、世界のトップ500ブランドの開発に関するフォーラム、国際的なブランディングに関するフォーラム、グローバルブランドのイノベーションと開発に関するシンクタンクフォーラムなど、一連の国際イベントでは、世界的なブランドのトピックを取り上げます。これらのイベントでは、企業ブランドの成長におけるさまざまな国や地域の文化的要素の原動力としての役割を分析し、異文化間のブランドコミュニケーションのための効果的な戦略を探ります。

 

会議の期間中、2024 China Brand Value Information(2024年中国ブランド価値評価情報)やさまざまなランキングを発表し、スポンサーと地方自治体のブランド事例も公開し、グローバルブランドの開発における権威ある発表制度の確立を目指します。

 

このイベントには国内外の著名な専門家、学者、有名な起業家が集まり、積極的にディスカッションに参加し、幅広いトピックについて知見を共有します。

 

これらのディスカッションでは、グローバルブランドの成功に寄与する共通の特徴、そのようなブランドの成長を推進する文化的影響、およびグローバルブランドの長期的存続を確かなものとする基本原則について掘り下げます。この多様な知的議論は、ブランド開発の豊かで刺激的な探求を提供します。

 

浙江省に拠点を置くCHINT Group Co., Ltd.のNan Cunhui取締役会長は「グローバルに考え、世界的に有名なブランドの構築を目指しましょう」と述べました。

 

1984年に設立されたCHINT Group Co., Ltd.は、従業員わずか8人の家族経営の工場としてのささやかな創業から、現在は140以上の国と地域に拠点を置くに至り、世界的に有名なスマートエネルギーシステムソリューションのプロバイダーに進化しました。

 

Nan氏によると、企業は製品の品質とブランド価値を高めるために、技術イノベーションに依拠し、職人技の感覚を育む必要があります。同時に、常にグローバルな視野を広げ、企業のグローバル化の範囲と深度を強化し、その結果、国際的影響力を増大させることが重要です。

 

ブランド構築は中国の課題の最優先事項であり、同国の質の高い開発、質の高い生活の創造、世界とのコミュニケーションと協力の強化の追求の強力な原動力になっています。

 

2017年から、5月10日は「中国ブランドデー」に制定されており、WBSはこの日の主要なイベントの1つとして台頭しつつあります。莫干山鎮は世界的なブランディング産業の「ダボス」に進化することが予想されています。

 

公式計画によると、中国は、2035年までに包括的なブランドシステムを確立することを目指しています。このシステムには、優れた品質、顕著な優位性、独立した知的財産権が認められている多数の企業、産業、地域ブランドが含まれる見通しです。

 

このブランドシステムは戦略的に位置づけられ、競争力が高く、活力に満ちており、中国の全体的なブランド力を世界的に卓越した地位に押し上げていきます。それは、生活の質を向上させたいという人々の願望の高まりに応えることに貢献します。

 

 

ソース:The 2024 World Brand Moganshan Conference

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