8/1発売 震災から復活を象徴するアクセサリー 輪島と金沢の伝統工芸が一つに「うるし珠 金箔ジュエリー」

-7月31日(水)~8月5日(月)日本橋三越本店の催事にも出店-

2024/07/18

金箔ジュエリーGold-Knot(株式会社エイチツーオー)

アクセサリーブランド「金箔ジュエリーGold-Knot(ゴールド・ノット)」を展開する株式会社エイチツーオー(本社:石川県金沢市/社長:加茂谷慎治、以下 当社)は、2024年1月の能登半島地震で倒壊した輪島塗加工工房「升井彩 本乾漆(ますいさい・ほんかんしつ 石川県輪島市/代表:升井克宗)」のうるし珠を、当社独自技術の「金箔ジュエリー」に組み入れ、全く新しいペンダントとブローチに仕上げました。8月1日から復興への願いを象徴する「うるし珠 金箔ジュエリー」として、『Gold-Knot』直営店とオンラインストアで販売開始いたします。

被災して倒壊した工房の中で輝きを放っていたうるし珠を核にした本作は、復興への願いを象徴し、輪島と金沢の伝統工芸が合体した新たな伝統工芸品の誕生となりました。

 

・オンラインストア:https://gold-knot.com/urushidama/

ペンダント
『ルー 輪島うるし珠』
ブローチ 
『オリエンタル 輪島うるし珠』

 

 

被災・倒壊した工房の中で残ったうるし珠が金箔の独自技術で蘇る

2024年1月1日に発生した能登半島地震は各地に大きな被害をもたらしました。輪島市で輪島塗の仕上げ工程で漆の表面を磨き上げる加工を行ってきた呂色師(ろいろし)升井克宗氏の工房「升井彩 本乾漆工房』も大きな揺れで全壊しました。当社は以前から升井氏と親交があり、地震が治まった後にアクセサリー製作のコラボを呼びかけました。升井氏は、がれきの中に散らばった漆や道具、作業途中の珠を一つ一つ拾い集めて製作を再開、うるし珠と金沢箔を組み合わせた「金箔ジュエリーGold-Knot 輪島うるし珠」が実現しました。

うるし珠は素地に真珠核を使い、その上から天然漆を重ね塗りしたもので、重厚感のある色彩が特徴です。うるし珠の肌に触れる部分には、クリアコーティングを施してあり、肌に影響がありません。伝統工芸が盛んなふるさと石川県の復興に決意と願いを込めた二つの工房の手仕事の妙をお届けします。


倒壊した工房からうるし珠や道具を運び出す升井氏の様子。再開したうるし珠製作の風景。糸で編んだモチーフに金箔を貼る製作風景。

 

呂色師 升井克宗氏『升井彩 本乾漆』の呂色師 升井克宗(ますいかつむね)氏

「工房がなくなり、がく然としましたが、皆さまのおかげで製作が再開できました。輪島うるし珠を身につけていただき、皆さまの日々にいやしを提供できたら幸いです」。

石川県輪島市生まれ。1982年 父・升井武に呂色業弟子入り。1985年 石川県立輪島漆芸技術研修所髹漆科卒業。自身の工房で輪島塗の最終工程である艶上げ加工を担う。

デザイナー木和田里美

金箔ジュエリー『Gold-Knot』デザイナー 木和田里美(きわだ・さとみ)

「同じ伝統工芸の作り手でかねてから交流のあった『升井彩 本乾漆工房』さんとのコラボで石川県の新しい伝統工芸が生み出せたらと願いを込めて製作しました」。

富山県氷見市生まれ。洋食器メーカー商品開発室勤務を経て独立。2011年 いしかわ女性のチャレンジ賞受賞。2014年 石川県デザイン展 工芸デザイン部門入賞(輪島漆器商工業協同組合理事長賞受賞)。株式会社エイチツーオー 代表取締役デザイナー。

 

プロデューサー
加茂谷慎治

金箔ジュエリー『Gold-Knot』プロデューサー加茂谷慎治(かもやしんじ)

「当地に甚大な被害をもたらした能登半島地震。これをきっかけに二つの伝統工芸が出会うことで、ふるさと石川の新しい未来を創造する象徴になればとの思いを込めました」。

石川県金沢市生まれ。2008年株式会社エイチツーオー設立に参画。同社代表取締役。総務省地域力創造アドバイザー。

 

能登と金沢の伝統工芸が一体となって作り上げた新しい輝きと価値

 

落ち着きのある華やかな金箔を背景にして、中心部に朱赤のうるし珠を配した新しいアクセサリーは、対照的な色彩と、異素材としての力のある競合を感じさせ、それ自体が印象深い存在感を持つに至っています。

能登と金沢の伝統工芸のそれぞれの独自な技術が能登地震で出会い、互いの存在感を高め合うシナジーを生んで新しい輝きを放つことで、かつてどこにもない新しい価値を持つことができました。

このアクセサリーを日常生活で身に付けることで、能登地震被災地への想いを共有し、復興を祈願することになり、また、身に付けた人自身の存在感を向上させていくことにもなるでしょう。

なお、当社は「金箔ジュエリーGold-Knot 輪島うるし珠」を、2024年7月31日から8月5日まで、東京都中央区の日本橋三越本店 本館7階 催物会場で開催される「日本の職人 『匠の技』 展」に出展します。

 

「金箔ジュエリーGold-Knot 輪島うるし珠(だま)」の概要

ペンダント「ルー Gold-Knot 輪島うるし珠」

・サイズ:トップ部分直径約4.3㎝、長さ11.5㎝、チェーンの長さ約75㎝(調節可)

・素材:金箔、うるし珠(真珠核)、チェーン14金ゴールドフィルド

・価格:77,000円(税込)

 

ブローチ「オリエンタル Gold-Knot 輪島うるし珠」

・サイズ:直径約3.5㎝

・素材:金箔、うるし珠(真珠核)、18金メッキビーズ、真ちゅう金具

・価格:44,000円(税込)

 

○製品・サービスサイトURL:https://gold-knot.com/urushidama/

○発売開始日:2024年8月1日

※日本橋三越本店「日本の職人 『匠の技』 展」では7月31日先行販売

○催事出展概要

・名称:「日本の職人 『匠の技』 展」

・会期: 2024年7月24日(水)~8月5日(月)

※〈金箔ジュエリー Gold-Knot〉は7月31日(水)~8月5日(月)の出展です。

・会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場 午前10時~午後7時 (最終日は午後6時に終了)

※掲載情報につきましては、諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。詳しくは日本橋三越本店の営業情報にてご確認くださいますようお願いいたします。
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/takuminowaza_50

 

会社概要

株式会社エイチツーオーは、「伝統工芸を日常に身につける」をコンセプトにデザイナー木和田里美(きわださとみ)とプロデューサー加茂谷慎治(かもやしんじ)が立ち上げた「金箔ジュエリーGold-Knot」を展開します。絹糸に特許取得済の技術で金沢箔を貼った軽量で繊細な金箔とプラチナ箔のアクセサリーを企画製作販売します。欧米の美術館やギャラリーでも展示・販売されるなど海外からも注目を集めます。金沢城や尾山神社の近くに工房と店舗があります。「金箔ジュエリーGold-Knot」は2018年米国ニューヨーク「アート&デザイン美術館」展示販売、2020年米国ロサンゼルス「ゲティ美術館」展示販売。2023年NHK総合テレビ「あさイチ」生中継で紹介される。

・所在地:石川県金沢市南町5番6号

・代表者名:代表取締役 加茂谷慎治、代表取締役デザイナー 木和田里美

・資本金:100万円

・事業内容:金箔アクセサリーの企画製作販売、その他デザイン業

・自社サイトURL:https://gold-knot.com/

 ※Gold-Knotは、株式会社エイチツーオーの登録商標です。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

『ペンダント ルー 輪島うるし珠』

『ブローチ オリエンタル 輪島うるし珠』

呂色師 升井克宗氏

デザイナー 木和田里美

プロデューサー加茂谷慎治

倒壊した工房からうるし珠や道具を運び出す升井氏の様子。

再開したうるし珠製作の風景。

糸で編んだモチーフに金箔を貼る製作風景。

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