山西老陳酢が新たな趣を生み出す
東湖酢園のスタッフが紹介する山西老陳酢(Shanxi Mature Vinegar )
AsiaNet 200302 (1142)
【太原(中国)2024年7月29日新華社=共同通信JBN】中国の山西省といえば、人々は3000年以上の歴史を持つ古代の「老陳酢」を思い浮かべます。酸味、香り、甘み、まろやかさ、そして新鮮な風味で知られるこのユニークな酢は、蒸す、発酵、燻す、浸漬、熟成など5つの主な工程と82の手順を経て作られます。その工程は、完成までに1年から10年以上にも及びます。
「家に少し酢があれば医者にかかる必要はない」という言葉は、山西省の人々が長年にわたり酢の健康効果を認識してきたことを反映しています。近年、同省は酢をベースとした健康製品や薬食同源製品を導入し、山西老陳酢の健康効果をさらに高めています。
山西省は老陳酢の伝統的な味を守りながら酢文化を深く探求し、酢とクリームを合わせた爽やかな味わいの「老陳酢アイスクリーム」や、燻製魚の老陳酢和えや、酢漬けのクルミ料理などの「老陳酢調理法」といったトレンド商品を生み出しています。これらの料理は伝統的な味を保つだけでなく、酢の健康増進効果も強調しています。
山西老陳酢の伝統的な製造技術と文化遺産を余すところなく紹介するために、山西省は酢文化博物館や酢園を設立し、古都である平遥や太原のような人気の観光地に酢のワークショップを開設しました。これらの取り組みは、国内外の訪問者に山西省の酢文化を理解し、この国家無形文化遺産の職人技を体験する機会を提供します。
ソース:The Shanxi branch of Xinhua News Agency's News & Information Center
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