上海電気、イノベーションを推進し、新エネルギーと産業機器の新たな変化を主導する野心的な計画を発表
上海(中国) 2024年8月13日 /PRNewswire/ -- 上海電気(Shanghai Electric、SEHK:2727、SSE:601727)はこのほど、上海のグローバル本社で開催された研究開発部門と技術部門の従業員が一堂に会した「2024年度技術会議」の席上で、特に新興分野で科学技術の自立を進める野心的な計画を披露しました。
この社内会議では、新エネルギーおよび産業機器事業部の新しい開発ロードマップも発表されました。このロードマップには、同社の技術革新能力を高め、市場でのリーダーシップをより強固なものとすることをねらいとした綿密計画が盛り込まれています。
上海電気の呉磊(Wu Lei)会長は、「チャンスとチャレンジが渦巻く複雑なグローバル環境において、上海電気は社業を発展させつつ技術革新を新たな高みへと引き上げることに鋭意取り組んでいます。また、この達成に向けて、イノベーション・エコシステムを醸成するためのリソースを統合し、業界が求めているように、より強力な技術部門構築への道筋を作っているところです。このような取り組みは、将来の成長に向けたイノベーション主導の詳細な計画を最適化する、より広範な戦略の一部です」と述べました。
また、同氏は「科技強国」を目指す中国の国家戦略に即した企業指針を説明し、上海電気はイノベーション事業の加速に向けてグループレベルで企業間の相乗効果を強化していくとも述べています。
加えて、同社は主要産業や新興産業を中心に、技術革新の主要拠点となる国家重点研究所や研究開発センターの設立計画を策定しています。上海電気は、技術革新事業の精度を高め、積極的に技術関係の賞に応募し、画期的な業績を成し遂げた技術人材に対する支援施策の最適化を目指しています。
3年間の行動計画により労働力を変革
上海電気は、並行して進める会社発展計画として、若手の人材育成と管理の改善による骨太の競争力強化対策を導入し、事業の成長と技術の進歩を両輪として促進する三カ年計画を開始しました。社内研修プログラムと社外からの採用活動の組み合わせによる二方面のアプローチを展開することで、優れた専門家をこの分野に招き入れ、また維持することを目指しています。
この行動計画の一翼を担うべく、強力なイノベーション能力および業界再編に資する重要スキルや知識を備えた技術人材育成用プラットフォームとして、上海電気エクセレンス・エンジニア・アカデミーが設立されています。
新興分野への投資で研究開発を底上げ
上海電気は、2021年から2023年にかけて177億人民元の予算を研究開発に配分し、その3割を風力、太陽光、水素貯蔵、オートメーション機器、および産業用ソフトウェアといった新興分野に投資しています。同社は引き続き「利益評価に即した研究開発投プロジェクトの管理」に取り組んでおり、2023年には新たに11のプロジェクトを組み入れることで支援対象を合計50のプロジェクトに拡大し、9億4,000万人民元の利益剰余金を生み出しています。
産学連携によりイノベーションを推進
4月9日、上海交通大学(Shanghai Jiao Tong University)と上海電気は、長期的かつ持続可能な提携確立に向けた戦略的協力合意に調印しました。これにより、両者は手を携えてグリーン・インテリジェント機器用の研究拠点を設立し、革新的技術の工業化に注力しつつ、技術革新と人材育成を通じて国家と上海電気の戦略的産業ニーズに対応します。
また、この取り組みに続く別の取り組みとして、7月23日には実績ある高等教育機関との提携として清華大学(Tsinghua University)との提携が結ばれました。この提携は、先進的な製造法と低炭素エネルギーソリューションの進化に特化し、両機関が高いレベルでの革新的なプラットフォームの確立に取り組もうとするものです。
上海電気の呉会長は、「単純明快なロードマップにより、当社は国家戦略と産業発展に資するイノベーションの旗手となる道筋を整えています。研究開発に心血を注ぎ、業界大手や学術機関との戦略的協力による提携を活用することで、当社は目標を達成し、新しい業界標準を打ち立て、先端産業と新興産業の双方で技術的限界を押し広げることを目指しています」と語りました。
詳細については、https://www.shanghai-electric.com/group_en/をご覧ください。
(日本語リリース:クライアント提供)
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