深セン市の福田区、都市部の野生動物保護への人々の関心と関与を促す

The Futian District Convergence Media and Cybersecurity Information Center

AsiaNet 200322 (1148)

 

【深セン(中国)2024年8月15日新華社=共同通信JBN】巨大ながらおとなしい性質のニタリクジラが沿岸海域で大型船に遭遇、アカガシラサギとバンは、公園の蓮池で自然の生命の循環を延長し、深セン湾ではカモメがシラサギと並んで空を舞い、魚が自由に泳いでいます…。中国で2回目となる「全国生態の日(National Ecology Day)」の8月15日、深セン市福田区はイベント「Vibrant Life in the Beautiful Futian:Wild City Residents:A Shenzhen Story Fans' Expedition in Futian 2024(美しい福田の活気に満ちた生活:野生の都市住民:深セン物語ファンによる福田探検2024)」を主催し、市民が市内に生息する野生動物の日常生活を垣間見るよう導きました。

 

「Wild City Residents:A Shenzhen Story(野生の都市住民:深セン物語)」は生態学をテーマにしたドキュメンタリーで、Futian District Convergence Media and Cybersecurity Information Centerと深センの著名なドキュメンタリー制作者が共同制作しました。このドキュメンタリー シリーズでは、深センの1000を超す公園に生息する2万頭以上の野生動物の繁殖と生命の物語を垣間見ることができ、人間と自然との調和のとれた複雑な関係を描写することで視聴者の心に触れます。

 

このシリーズを手がけた著名なドキュメンタリー制作者のDeng Kangyan氏は、「Wild City Residents:A Shenzhen Story」を、深センに生息する無数の生物によって作られた「広告掲示板」と表現しました。それは視聴者を触発し、人類と自然の間の持続可能な発展という永遠のテーマについてより深く考えさせます。

 

深センでは、グリーン開発の理念が都市開発の構造に織り込まれ、持続可能な未来への道を開いています。深センの「野生の都市住民」の詩的な生息は、深セン市のグリーン開発への取り組みを象徴しています。この巨大都市には、人間の居住者と共に、湾、山、湖、公園に2万種以上の生物が生息しています。これらの種のうち140種以上が特別国家保護下にあります。

 

深センは、生態文明を推進する上で革新者であり続けています。今年これまでに、Meilin Mountain-Yinhu Mountain Ecological Corridor(Kunpeng Trail No. 1 Bridge)(梅林山-銀湖山生態回廊(鯤鵬径一号橋))の完成が広く注目されました。この橋は、銀湖山と梅林山の緑道をつなぐだけでなく、野生動物の移動に重要な通路としても機能します。

 

Futian Management Bureau of the Ecology and Environment Bureau of Shenzhen Municipalityの担当者によると、鯤鵬径一号橋は、歩行者専用道路を野生動物保護のために設計された生態回廊に統合しています。これは、深セン市の「Mountain-Sea Vistas(山海の眺望)」構想と、Meilin Mountain Park(梅林山公園)、Yinhu Mountain Park(銀湖山公園)、Bijia Mountain Park(筆架山公園)、Central Park(中心公園)、Lianhua Mountain Park(蓮花山公園)を結ぶ「Five Parks Link(五園連携)」プロジェクトの一環です。「景観加湿システム」や生息地の復元などの取り組みを通じて、深センの中央山地にある最大の生態的隔離地区への「再架橋」に成功しました。

 

Urban Administration and Comprehensive Law Enforcement Bureau of Futian Districtのデータによると、今年初め以来、ベンガルヤマネコやイノシシなどの野生動物が回廊橋を渡る様子が野生動物カメラで240件以上撮影されたことが明らかになっています。さらに、筆架山と蓮花山の反対側で長い間離れていたクリハラリスとホオジロシマリスが、ついに「再会」を果たしました。

 

深センの生態環境が改善し続ける中、福田区では毎年越冬に来るクロツラヘラサギを迎えています。同区では、特別国家保護下にある他の種や希少種の再出現も確認され、その中には、コジャコウネコ、ユーラシアカワウソ、ベンガルヤマネコ、シマアオジ、カルガモ、ズグロミゾゴイ、仙湖のソテツの個体群などが含まれます。 

 

ソース:The Futian District Convergence Media and Cybersecurity Information Center

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