天津ハイテク区、中国北部における第一級の科学技術革新都市建設に向け急ピッチ

Tianjin Binhai High-tech Industrial Development Area

 

Tianjin Binhai High-tech Industrial Development Area(天津浜海ハイテク産業開発区)のQRコード

 

AsiaNet 200360 (1167)

 

【天津(中国)2024年9月9日新華社=共同通信JBN】Tianjin Binhai High-tech Industrial Development Area(天津浜海ハイテク産業開発区、以下「天津ハイテク区(Tianjin High-tech Area)」)は、1988年に中国共産党天津市委員会と天津市人民政府の承認を得て設立されました。同区は1991年に国務院から最初の国家ハイテク産業開発区の1つとして認められ、2014年には国家自主革新実証区(national independent innovation demonstration zone)を設置することが合意されました。

 

現在、「113X」と呼ばれるハイエンド産業体系が形成されています。同体系は新世代の情報技術産業をその主導的分野とし、ニューエコノミーサービス、バイオ医薬品、新エネルギー、ハイエンド設備製造の各分野がそれを支えています。

 

天津ハイテク区(https://www.tht.gov.cn )は、主要な技術革新指標において天津で主導的な地位を維持しています。国家自主革新実証区であるとともに自由貿易区であること、そして双方の相乗効果による利点を生かし、この地域は豊富なイノベーション資源と最も多くの独自の知的財産権を有し、経済成長の可能性が最も高い地区になっています。

 

現在、この地域をより高度化した国家自主革新実証区とし、中国北部における第一級の科学技術革新都市を設立するための取り組みが進められています。

 

天津ハイテク区には、Sugon、Phytium、Kylinsoft、360をはじめとした戦略的な新興産業のグループが集まっており、チップオペレーティングシステム、データベース、サーバーを網羅するプロダクトチェーンが構築されています。重点を置いているのは基本ハードウエアとシステムソフトウエア、新世代の情報技術とサービス、情報セキュリティーと全分野アプリケーションの3つのコア・チェーン開発です。

 

この地域のニューエコノミーサービス部門には、Cloudaccount、Douyin Group、GoGoXなどの企業や、intellectual property protection center、Tianjin science and technology financial center、Tianjin Huawei Kunpeng ecosystem innovation center、Tianjin innovation and entrepreneurship service platformなどの組織があります。

 

新エネルギー産業はTCL Zhonghuan Renewable Energy Technology Co., Ltd.とCETCが牽引し、パワーバッテリー分野ではLiShen、B&M Science and Technology、Saidemeiが代表的な企業です。風力発電分野では、Mingyang、シーメンス ガメサ(Siemens Gamesa)、National Wind Energyが代表的な企業です。バイオ医薬品分野における代表的な組織は、Tianjin Institute of Pharmaceutical Research、Institute of Hematology of Chinese Academy of Medical Sciences、Peking Union Medical College Stem Cell Gene Engineering Co., Ltd.、Juventas Cell Therapy、Jointown Pharmaceutical Group、China Medico Corporationです。ハイエンド機器産業は、China Academy of Space Technology(中国空間技術研究院)とChina Academy of Aerospace Aerodynamics(中国航空宇宙空力研究院)が主導しています。

 

一方、天津ハイテク区には、China National Offshore Oil Corporationが主導する海洋設備のサブインダストリーチェーン、Siemens MobilityとKeyviaが主導する鉄道輸送のサブインダストリーチェーン、シュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)とTianjin Jinrong Tianyu Precision Machineryが主導する新エネルギー自動車とインテリジェント製造のサブインダストリーチェーンも集まっています。このほか、各業界をリードする企業としては Tianjin TQM FEIYUE Aviation Equipment Technology Co, Ltd.、CTW(Tianjin)Offshore Engineering Co., Ltd.、Tianjin Beihai Communication Technology Co., Ltd.、Tianjin Bool Technology Co., Ltd.、Tianjin Ruixin Technology Co., Ltd.などがあります。

 

天津ハイテク区は、量子通信、ブロックチェーン、第3世代半導体、デジタル・ツイン、インテリジェント医薬品開発など、将来の産業を見据えたレイアウトを備えています。

 

 

ソース:Tianjin Binhai High-tech Industrial Development Area

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

Tianjin Binhai High-tech Industrial Development Area(天津浜海ハイテク産業開発区)のQRコード

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中