第6回ISWAS 2024 がベナンで成功裏に開催
AsiaNet 200565 (1285)
【アボメイ・カラヴィ(ベナン)2024年11月26日新華社=共同通信JBN】2024 Sixth International Symposium on West African Studies (6th ISWAS)(2024年第6回西アフリカ研究国際シンポジウム(6th ISWAS))が、「Digital Technology Enabled Economic and Social Development in West Africa(デジタル技術が可能にする西アフリカの経済・社会発展)」をテーマにして、現地時間11月20日にベナンで開幕しました。開会式には、ベナンのアボメカラビ大学(University of Abomey-Calavi (UAC))のNelly KELOME副学長、Chinese Society of African Historical Studies(中国アフリカ歴史研究学会)のMu Tao会長、ガーナのケープコースト大学(University of Cape Coast (UCC))の Rosemond Boohene副学長代理、Ghana Chinese Chamber of Commerce(ガーナ中国商工会議所)のTang Hong会頭らが出席し、スピーチを行いました。
今年のISWASは、中国電子科技大学(University of Electronic Science and Technology of China (UESTC))とベナンのUACが共催し、Center for West African Studies of UESTC (UESTC西アフリカ研究センター)、School of Public Administration of UESTC (UESTC行政学院)、Faculté de Droit et de Science Politique (FADESP)が共同で編成しました。中国、ベナン、ガーナ、コートジボワール、トーゴから60人以上の学者や企業代表が参加し、西アフリカ諸国におけるデジタル経済・社会発展、デジタル経済に関する中国とアフリカの協力、優秀な人材の開発などの議題について、詳細な議論を行いました。
シンポジウムでは、 Research on West African Development (Vol. 2)(西アフリカ開発研究(第2巻)の出版記念イベント、China-Africa Poverty Reduction and Sustainable Development(中国・アフリカ貧困削減と持続可能な開発)に関する円卓会議、Open Learning Centre (Future Academy)(オープンラーニングセンター(未来アカデミー))の開設式、China-Africa Regional Cooperation Center for Digital Education(デジタル教育のための中国・アフリカ地域協力センター)の開設式、さらにUESTC、Open University of China (OUC)(中国オープン大学)、UACによる三者協力覚書(MoU)の調印式など、さまざまな行事が行われました。
中国社会科学院(CASS)の西アジア・アフリカ研究所のAn Chunying上席特別研究員、UESTC 西アフリカ研究センターの Zhao Shurong所長、Centre Ivoiro-Chinois pour la Recherche et le Développement(コートジボワール・中国研究開発センター)のRoland Z. AHOUMAN所長らが基調講演を行いました。An氏は中国の農村部における貧困統治、中国とアフリカの貧困削減の協力に焦点を当てました。Zhao氏は中国の経験から、インターネットの活用が公務員の公共サービスのモチベーションに及ぼす影響に焦点を当てました。またAHOUMAN氏は、コートジボワールの経済・社会発展に関するデジタル技術の利用可能性に焦点を当てました。
シンポジウムでは5つのサブフォーラムも並行して開催され、学者や専門家がデジタル経済での中国とアフリカの協力、世界規模の気候変動に対する中国とアフリカの協力体制、中国の病院のデジタル化モデルに焦点を当てました。フォーラムの後に参加者はGuangzhou Sincerity Apsonic Benin Sarl、ベナンの中国医療援助チーム、UAC の孔子学院(Confucius Institute)、Association des Chinois et des Résidents Beninois (ACRB)( 中国・ベナン在留者協会)を現地視察しました。
UESTC西アフリカ研究センターは2017年4月に設立され、UESTC、ガーナ大学(University of Ghana (UOG))、ケープコースト大学(UCC)、ガーナ、Institute of Management and Public Administration (GIMPA)( 経営・行政研究所)、 Akenten Appiah-Menka University of Skills Training and Entrepreneurial Development (AAMUSTED-UEW)(アケンテン・アピア・メンカ技能訓練・起業家育成大学)、University for Development Studies (UDS)が共同出資しています。 UESTC西アフリカ研究センターは長年にわたって5回のシンポジウムを開催し、「International Conference on Public Administration(国際行政会議)」のプラットフォームを通じて国と地域の研究を着実に進展させ、中国と西アフリカの学術コミュニティー間の学術交流、相互学習、実践協力を深めてきました。
ソース: The University of Electronic Science and Technology of China (UESTC)
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