2025年大阪・関西万博：バッターニ大使がメディアに

イタリアパビリオンの建築現場を公開

-「類いまれなショーウインドー、イタリアでの投資にとっての推進力」

【ローマ2024年12月2日ANSA＝共同通信JBN】コミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ（Mario Vattani）氏は、各国の記者団のために企画されたイタリアパビリオンの建築現場を初めて組織的に訪問した際、2025年大阪・関西万博は、国際的知名度や良好な経済協定を駆使する「ショーウインドー」であり、イタリアの輸出を後押しし、イタリアでの外国投資にとっての推進力となると述べました。2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるバッターニ大使は、「ミラノ万博からの10年間、イタリアは成長のための栄養吸収や発展の状況、農業、新たな製品について語り続けたいと思っていることを考えてみましょう」と述べました。

「私たちは『イタリアのノウハウ』というテーマを語っています。なぜなら、持続可能性は実践や消費手法、あるいはさまざまなエネルギーによってのみ達成されるものではなく、計画立案や行動を起こす際の創作力や革新的な選択肢によっても達成されると確信しているからです」

バッターニ大使は、イタリアパビリオンはすべて木造のものとしては最大のナショナル・パビリオンであることを強調し、これを「日本との友情の行為」であると定義づけました。なぜなら、持続可能性の道筋は組織委員会との協議の結果、選ばれたものであり、株式会社乃村工藝社と西尾レントオール株式会社という2つの日本企業との協力のおかげによるものだからです。3月に、州・自治県協議会（Conference of Regions and Autonomous Provinces）会長としても大阪を訪れたフリウリ＝ベネチア・ジュリア自治州のマッシミリアーノ・フェドリガ（Massimiliano Fedriga）知事と締結された協定は、この方向に進んでおり、とりわけセレクティング・イタリア方式を通じた投資誘致を支持しています。

バッターニ氏はまた、ウィークリーイベントがイタリア各州のために特別に設けられ、企業・メイド・イン・イタリー省（MIMIT）との協力のおかげで、イタリアに投資してきた日本企業も招かれて各社の体験を共有することになっていると説明しました。

フェドリガ氏は多くの地元記者に向けた演説で、地域への知識から始めて、国の戦略的で基本的な特性を強調しました。フェドリガ氏は「私たちはイタリアパビリオンがイタリアにとっての家であるだけでなく、日本にとっての家でもあってほしいし、2つの国を結ぶ非常に緊密な関係を示すものであってほしいと思っています」と述べました。

ソース： General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka