「前海計画」1周年を迎え、前海は明るい未来を迎え入れる
AsiaNet 200632
【深セン(中国)2024年12月19日新華社=共同通信JBN】Overall Development Plan for the Qianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone(前海深セン・香港現代サービス産業協力区の全体開発計画)(以下「前海計画」)が発表されてから1周年を迎えました。過去1年間、前海は、よりダイナミックな成長の勢いを原動力として、包括的な改革とイノベーションのための試験的プラットフォーム、対外開放のためのハイレベルなポータル、深センと香港の深い統合をリードする地域、そして最新のサービス産業の質の高い開発のためのハブを構築する取り組みを強化してきました。
改革の深化と開放の拡大は、いずれも前海の独自の利点であり、重要な使命でもあります。前海深セン・香港現代サービス産業協力区の当局が発表した統計によると、中国自由貿易試験区の制度的イノベーション指数で、前海は3年連続で1位となっています。今年初め以来、前海は47件の新たな制度的イノベーションを打ち出し、累計で882件になりました。
制度的イノベーションについて言えば、ハロウ深セン校(Harrow Shenzhen)の中国校長Kevin Qian氏は自身の見識を共有しました。同氏は「ハロウインターナショナルスクール(Harrow International School)の前海分校が設立されて以来、私たちは土地使用の承認、ハードウエア施設の利用、入学者数拡大の許可など、数多くの支援策を享受してきました。こうした政策により、優れた人材の家族の教育に対する要求により適切に応じることができます。優遇政策と便利なサービスで、学校はより優秀な外国人管理職や教師を引き付けることが可能です」と述べました。
前海は、新時代の中国で最も急速に成長し、最も開放された地域の1つとして浮上しました。2024年最初の10カ月で、China(Guangdong)Pilot Free Trade Zone(中国(広東省)自由貿易試験区)の前海・蛇口エリアの輸出入額は4481億元に達し、前年比58.3%増となり過去最高を記録しました。
「前海計画」は、前海に「深センと香港の深い統合をリードする地域」としての新たな戦略的役割を与えました。Qianhai Shenzhen-Hong Kong Youth Innovation and Entrepreneur Hub(E-hub)(前海深セン青年夢工場(Eハブ))の建物を上から見ると、伝統的な漢字(繁体字)の「夢」に似ており、深センや香港などからの若者の夢を追う行程を象徴しています。2024年12 月初めの時点で、Eハブは、香港特別行政区(SAR)、マカオ特別行政区(SAR)、および海外の955チームを含む合計1374 のスタートアップチームを育成しています。現在、香港資本企業9000 社以上がここに登録されています。
East Asia Qianhai Securities Co., Ltd.の幹部はインタビューで、「深センの改革の最前線である前海は、深センと香港の金融協力を強化し、国際金融センターとしての地位の強化を進める香港を支援するチャンスに恵まれた地となっています」と語りました。
Holman Fenwick Willan LLP Shenzhen Representative Officeの首席代表であるSun Jinjun氏は、オフィスの設立時に受けた専門的サービスに感銘を受けました。同氏は「前海オフィスでの会議には、他国の同僚や中国国内外の顧客がよく出席するのですが、オフィス環境をよく褒めてくれます」と述べました。また、前海の交通の利便性がますます高まっていることも高く評価しました。同氏は「同僚の多くは、香港と前海を同日に行き来しており、通勤は非常に便利です」と付言しました。
最新のサービス産業の質の高い開発のハブの役割を果たすことは、前海の戦略的位置付けであり、競争力の源泉です。過去1年間に、前海は目覚ましい成果を実現しており、有望な将来が期待されています。
ソース:The Authority of Qianhai Shenzhen-Hong Kong Modern Service Industry Cooperation Zone
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。