国際持続可能性カーボン認証「ISCC」取得のお知らせ

2025年2月3日

ハリマ化成グループ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長谷川吉弘、以下、当社)は、国際持続可能性カーボン認証ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)PLUSならびにISCC EUを取得しました。これにより、環境配慮の観点で取引条件が厳しくなっている全世界の顧客に対して、より信頼性の高い製品供給が可能となり、更なる事業成長が見込まれます。

 

ISCCは、環境意識の高まりを背景に、消費者が商品購入時の判断基準としてサステナビリティ(持続可能性)を重視する中で生まれた国際的な認証制度で、バイオマス原料やリサイクル原料などといった素材が、サプライチェーン全体で適切に管理されていることを証明するものです。取引の際、本認証を必須要件に挙げる企業も増えていることから国際的に取得が拡がっており、ビジネス機会の維持、拡充に向けて各企業での取得推進が盛んになっています。

 ※認証の種類

  ・ISCC PLUS:バイオマスやリサイクル原材料の持続可能性認証プログラム。

   化学工業を含む対象事業領域が広く、全世界で取得が可能。

  ・ISCC EU:EU域内のバイオ燃料を対象とした認証プログラム。

   国際間での移送が必須であることから、実質的には国際認証となっている。

 

当社関連製品・認証取得グループ会社

当社は、松材からパルプを製造する際に発生する副生物「粗トール油」(crude tall oil、CTO)を

蒸留して得られる化学品(トール油、トールロジン、トール油脂肪酸、など)を原料に、樹脂・化成品、製紙用薬品、電子材料をつくっています。この度は、トレーサビリティを確保した CTOの調達から、当社製品販売までの流れを対象とした認証取得となります。尚、対象グループ会社は、北米の製紙会社からCTOを調達する「Harima USA」、そのCTOを蒸留する「ハリマエムアイディ」、CTOの蒸留から得られたロジンなどの原料を加工して販売する「ハリマ化成」の3社です。

 

創業以来、一貫して「自然の恵みをくらしに活かす」企業として歩んできた当社は、資源循環型事業モデルをいち早く構築し、環境にやさしい製品、取り組みを通じて、サステナブルな社会の実現を目指してきました。今後もその強みを活かし、社会に役立つ、なくてはならない企業であり続けます。

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中