手書きにしたいのは、「ラブレター」よりも「伝言メモ」

字がきれいになるだけではない、公文書写の学習効果とは？

2025/2/26 10:00

2025年2月26日

手書きにしたいのは、「ラブレター」よりも「伝言メモ」

字がきれいになるだけではない、公文書写の学習効果とは？

公文エルアイエル（代表取締役社長　津田美衣子）は、公文式学習の特長を書写の分野に活かした「公文書写教室」を日本全国に展開し、就園前の幼児から90代のシニア層まで、幅広い世代の方々に、文字をきれいに書ける喜びと、その過程で得られる楽しさを実感していただいております。

手で文字を書く機会は少なくなる一方で、公文書写教室で「書写」を学習する方が10万人以上います。そこで今回は、公文エルアイエルが行ったアンケート結果から、書写学習を始めたきっかけや、学習を続けることで得られること、そして手書きにしたい文書のランキングなどをご紹介いたします。これらの結果からは、公文書写の学習は、単に文字のきれいさを身につけるだけでなく、学習者の生活の張り合いや自信にもつながっていることがわかります。

【調査概要】

１．美しい文字に関する意識調査（対象：一般30～60代800人、期間：2019年7月、方法：web調査）

２．体験学習者アンケート（対象：公文書写教室の体験学習者4,800人、期間：2024年4月～12月、方法：web・紙調査）

３．学習者アンケート（対象：公文書写教室の在籍者922人、期間：2024年4月～12月、方法：web調査）

■「美しくなる。うれしくなる。好きになる。」公文書写を体験してみませんか■

３月11日（火）～31日（月）、公文書写教室は無料体験学習を実施します。

お申し込みは、公文エルアイエル公式ウェブサイトから。　https://www.kumon.ne.jp/lil/

１．手書きにしたいのは、「ラブレター」よりも「伝言メモ」

一般の方々に「手書きにしたい文書はなんですか」とお聞きしたところ、「ラブレター」や「メッセージカード」、「手紙」といった気持ちを込める文書を抑えて、「伝言メモ」が１位でした。身近な「伝言メモ」は、時間をかけずに対応したいということでしょうか。また最近では年賀状の宛名はパソコンで印刷することが主流となりましたが、気持ちとしては「手書きにしたい」という方が少なくないようです。

２．公文書写を学習する目的は、人それぞれ

公文書写教室には、様々な目的・動機をもった方々が訪れて来られ、多くの方が「無料体験学習」という週１回・3週間のお試し期間を経て、教室に入会します。上のグラフは、2024年に実施した無料体験学習に参加された20歳以上の方々に、その目的をうかがった結果です。

圧倒的に多かった回答は、当然のことながら「文字が上手になりたい」でしたが、２位以下に並んだ、「自分磨きをしたい」「集中する時間を持ちたい」「自信をつけたい」「仕事に生かしたい」「趣味を持ちたい」という回答に、文字が上手になりたいと思った動機がよく表れているように思います。

３．公文書写は、字がきれいになるだけではない

最後にご紹介するのは、公文書写教室に在籍している20歳以上の方々へのアンケート結果です。「書写を学習して実感したことは何ですか」という問いに対する回答のトップは「文字がきれいになる」でした。先にご紹介した体験学習参加の目的のトップも「文字が上手になりたい」でしたから、多くの方々が公文書写を通じて、ご自身の夢を叶えていることがわかります。

続く２位、３位は「学校や会社、日常で役立つ」「冠婚葬祭に役立つ」で、日常生活で書写の学習が役立つことを感じられる方も多いようです。そして興味深いのは、「文字に自信が持てる」「生活に張り合いができる」「集中力や粘り強さが身につく」という、文字を書くことと直接関係がない項目が多くあげられていることです。公文書写で学習をすることが、文字を美しく書けるようになるだけでなく、生活の張り合いや自信につながり、人生に彩りを添えるものだと多くの方が感じてくださっているようです。