関西エリアにおける「手ぶら観光」に関する取り組み

観光客の快適な旅行をサポートするとともに、オーバーツーリズム解消に貢献

2025年4月8日

関西エリアにおける「手ぶら観光」に関する取り組み

観光客の快適な旅行をサポートするとともに、オーバーツーリズム解消に貢献

 

ヤマト運輸は、地域のパートナーと連携し、観光客の快適な旅行のサポートとオーバーツーリズムの解消をはかる様々な取り組みをしています。今回は、大阪・関西万博開催や訪日外国人増加によりインバウンド需要が高まる関西エリアにおける「手ぶら観光」に関する最新の取り組みをご紹介します。

 

取り組み概要

 

それぞれのメリット

 

①宿泊施設・空港などへ発送当日に手荷物をお届けします

空港から宿泊施設まで、宿泊施設から空港や次の宿泊施設までなど、旅行時の快適な移動を実現します。地域のパートナーと連携し、ヤマト運輸の営業所だけでなく、駅などの観光客が移動する導線上でもご利用いただけます。

大阪・関西万博の開催にあわせて、2025年10月まで、阪急電鉄大阪梅田駅の「阪急ツーリストセンター大阪・梅田」をはじめ「Osaka Metro本町駅」「伊丹空港」でも提供します。主に外国人のお客さま(全体の約9割)にご利用いただいています。

 

<関西エリアでの対応施設>

ヤマト運輸営業所(17カ所)、京なび・コトチカ(JR西日本京都駅)など観光施設/ホテル(22カ所)※2025年3月末現在

 

詳細ページ:https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/same-day-delivery/

 

 

②観光中に手荷物を預けられます

スーツケースやボストンバッグなどを空港や駅、街中にあるヤマト運輸の営業所で一時的にお預かりします。大阪・関西万博期間中の2025年4月13日(日)から10月13日(月)まで、駅の混雑緩和対策として、Osaka Metro本町駅に期間限定でカウンターを設置し、手荷物の一時預かり・発送を提供します。

 

<関西エリアでの対応施設>

ヤマト運輸営業所など(11カ所)

 

詳細ページ:https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/baggage-storage/

 

さらに、外国の方向けには、世界中の地元企業などの空きスペースと手荷物を預けたいユーザーをマッチングさせるプラットフォームを提供するBounceやRadical Storageと連携し、2024年11月からヤマト運輸営業所のスペースを活用した手荷物一時預かりサービスを試験的に展開しています。滞在期間が長い欧米圏からの訪日観光客を中心に、全国で月間約1,500件ご利用いただいています。今後、BounceやRadical StorageのUIの中で手荷物配送の受付もできるようにし、手荷物配送になじみのない外国人ユーザーにも、手ぶら文化を推進していきます。

 

 

③スマホで簡単に送り状の発行ができます

2024年10月から提供を開始した「簡易伝票発行ツール」は、専用WEBサイト(4カ国語対応)でお客さまがあらかじめ作成した送り状の二次元コードを読み込むだけで荷物の発送手続きが完了するツールです。受付での送り状の手書き作業が不要となるため、観光客の利便性向上と観光施設スタッフの業務負荷の軽減につながっています。

外国人観光客にとっては従来日本語のみでの対応だった送り状の作成が容易になり、導入いただいたホテルからは、「外国人観光客の宅急便荷受け対応がスムーズになった」というお声をいただいています。

 


<関西エリアでの導入施設>

ヴィアインプライム京都駅八条口、ホテルフォルツァ大阪なんば道頓堀、ヒルトン大阪などの宿泊施設(73カ所)、ヤマト運輸営業所(29カ所)

 

詳細ページ:https://business.kuronekoyamato.co.jp/promotion/tourist-easy-delivery/index.html

 

 

観光サービス特化型の店舗「なんば駅前営業所」

2024年8月、大阪・難波に観光サービスに特化した店舗「なんば駅前営業所」をオープンしました。手荷物の当日配送、一時預かり、簡易伝票発行ツールなどの提供に加え、お客さまの手荷物を一時預かりする機器「BAGGAGE KEEPER(バゲッジ キーパー)」も導入しています。来店されるお客さまの約7割が外国人観光客で、当日配送のご利用は関西エリアで最多となっており、Googleマップの口コミなどでも高く評価いただいています。

 

■Google マップ:ヤマト運輸 なんば駅前営業所

https://maps.app.goo.gl/gG3h3sNyYUZGXFtk8

 

 

バゲッジ キーパーは、トランク80個程度の取り出しが可能です。クレジットカード、電子マネー、二次元コード決済にも対応しており、タッチパネルは日本語のほか、英語、中国語、韓国語に対応しています。

 

 

大阪・関西万博会場に、宅配・手荷物一時預かりカウンターを出店

2025年4月13日(日)から10月13日(月)まで、大阪・関西万博会場内に、外国語対応スタッフや自動翻訳機により25カ国語に対応した宅配・手荷物一時預かりカウンターを出店します。

また、外国語ユーザーや聴覚障がいのある方などがスムーズにサービスをご利用できる「コミュニケーションボード」を先行導入し、全てのお客さまに安心・快適にサービスをご利用いただける環境を実現します。(2025年秋ごろ全国展開予定)

 

 

ヤマト運輸の手ぶら観光に関する取り組み紹介ページ

■特設ページ:手荷物配送・預かりサービスのご案内(大阪)

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/promotion/baggage_osaka/ja/index.html

 

■サービスページ:旅行や出張を快適に 手ぶらサービス

https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/hands-freetravel/

 

■イメージ動画:手ぶらで旅行を楽しもう

https://youtu.be/W2GpK2NVRaI

 

 

参考:日本国内における観光市場について

■訪日外国人数・消費額、2024年は過去最高

コロナ渦を経て訪日外国人数は年々増加しています。政府は2030年には6,000万人を目指しており、今後も継続して増加していくことが想定されています。

 

■オーバーツーリズムと外国人観光客荷物問題

成長市場である一方で、観光地における人出不足や観光渋滞、公共交通機関の混雑など、オーバーツーリズムによる地域経済・地域住民への悪影響が大きく、社会課題となっています。サステナブルツーリズムを実現するためにも、このような課題を解決する必要があります。

 

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