EXPO2025 News Vol.10【特集】大阪・関西万博で自由研究(Ⅱ)
「体験」から「問い」へ。広がる、自由研究の世界を紹介します。
2025年8月5日
EXPO2025 News Vol.10
大阪・関西万博メディアセンター
【特集】大阪・関西万博で自由研究(Ⅱ) 「体験」から「問い」へ。広がる、自由研究の世界を紹介します。
大阪・関西万博では各パビリオンが、最新技術や地球規模の課題に触れながら、未来社会の担い手である子どもたちが自ら問いを立て、考え、深める。そんな学びの機会を提供しています。本号では、夏休み中盤に向けて注目すべき、「自由研究」の素材を厳選しました。エネルギー問題、環境問題をはじめ、社会が直面する大きな課題に対して、子どもたちが自ら進んで考えるヒントが詰まっています。
【国内パビリオン3館横断企画】未来社会を体感し、エネルギーを学ぼう!「EXPO2025 エネルギーツアー」
■日程=8月9日(土)、16日(土)、17日(日) ■時間=9時~16時
■場所=NTT Pavilion、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」、電力館 可能性のタマゴたち、EXPOサロン(順不同)
NTT館、パナソニック館および電力館 では、カーボンニュートラルの実現に向けた、夏休みの児童向けプログラムとして、「EXPO2025 エネルギーツアー」を企画しました。
当イベントでは午前に3つのパビリオンを巡り、子どもたちが未来のエネルギーを体感的に学びます。次世代通信とエネルギー効率、再生可能エネルギーの活用、発電の仕組みや脱炭素技術など、それぞれの展示を通じて「エネルギーはどう作られ、どう使われるのか?」など、問いを子どもたち自身で立ててもらいます。
午後は、見学で得た気づきをもとに、水素、IOWN(※1)などをテーマとした自由研究ワークショップを実施します。子どもたちは自分でテーマを選び、各パビリオンが用意したワークシートを使いながら、自分の「なぜ?」を言葉にし、調べ方やまとめ方を考えます。大阪大学の学生らがメンターとして寄り添い、問いを深めるサポートを行うのも特徴です。体験だけで終わらせず、学びを“自分の研究”へとつなげる構成となっています。
当日スケジュール(各回共通/予定) 9:00 集合 9:30~13:00 パビリオン見学(3グループに分かれ、各パビリオンを順次見学) 13:00~14:00 移動・休憩 14:00~16:00 自由研究のワークショップ(場所:EXPOサロン) |
(※1)IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想。
お仕事体験やワークショップを通して「おもてなし」や「未来の素材」を体感! ガスパビリオン「キッズお仕事体験」
■日程=❶「キッズお仕事体験」 8月2日(土)~24日(日)の毎週土日9時50分~/12時50分~(約2時間)
❷「化けろ、みんな!ワークショップ」 8月19日(火)13時~/14時~(約90分)
■場所=ガスパビリオン おばけワンダーランド
https://www.gas.or.jp/newsrelease/3fb70eb4dbd519840e53c8fd3dcdddf5.pdf
ガスパビリオンでは、子どもたちがお化けをモチーフにしたガスパビリオンユニフォームに身を包み、スタッフのお仕事を体験するプログラムが夏休み限定で開催されます。入場案内や予約受付などを実際に体験することで、施設の裏側やおもてなしの仕組みを学ぶことができます。
さらに1日限定、特別イベント「化けろ、みんな!ワークショップ」では、ガスパビリオンの外膜にも利用されている放射冷却素材「SPACECOOL」(※2)を使ったワークショップも開催。オリジナルのうちわの制作や、ガスパビリオン特別体験会(体験、解説、宣言)もご用意しました。環境技術に触れながら、「未来に向けて自分ができること」を考えるヒントを提供します。
(※2)大阪ガス株式会社が開発した高性能、高耐久の光学フィルム。太陽光と大気からの熱を遮断し、熱吸収を抑えるだけでなく、放射冷却技術の原理により宇宙に熱を逃がすことで、ゼロエネルギーで外気より低温にする新素材。製造元はSPACECOOL株式会社。
この木はどこからきた?桂剥きベンチって何?木は曲げても大丈夫なの? 住友館「自由研究テンプレート配布」&「植林体験」
■日程=通期
■時間=10時55分~、12時40分~、14時45分~、16時30分~(1日4回各回約25分)
■場所=住友館
❶自由研究プログラム https://sumitomoexpo.com/
❷植林体験 https://sumitomoexpo.com/experience/plant_a_tree/
住友館では、「森と人とのつながり」をテーマに、自然と循環について考える通期プログラムを実施しています。
一つめはオリジナル「自由研究テンプレート(ワークシート)」配布。「住友館」の建築に使われた木材や建物の構造を観察したり、「ミライノタネ」プロジェクトに参加頂くなど、当テンプレートを使った、自由研究のテーマも提案中です。
また、実際に苗木を植える「植林体験」も実施中。パビリオンの建築には、「住友の森」から伐採された木材が使われており、体験で植える苗はその伐採跡地に戻すかたちで行われます。参加者は、住友の森から伐採された木材が使われているパビリオンに触れ、その跡地に苗木を植えることで、森が次の世代へと受け継がれていく循環を体感できます。持続可能な社会のあり方を、子どもたちが考える機会を提供します。
【INFORMATION】
「大阪・関西万博」国内パビリオン(民間パビリオン、シグニチャーパビリオン含む)では、 上記以外にも、夏休みにしか体験できないプログラムを多数用意しています。 一覧表はこちらからダウンロードして、ご覧ください。 【password】 expo |
会場内の建築物を巡るツアーや、海外のSDGs事例など学びの宝庫がここに! 「ジュニアSDGsキャンプ」
■日程=通期開催
■時間=イベントにより異なる
■場所=フューチャーライフゾーン サステナドームほか
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events
「ジュニアSDGsキャンプ」は、大阪・関西万博が企画・実施する子ども向けの学びの場です。会場西側のサステナドームを拠点に、SDGsや気候変動などをテーマに、持続可能な社会づくりを考える教育(ESD=持続可能な開発のための教育)プログラムを約1時間の体験形式で提供します。
会場内のユニークな素材を使った建築物を見るツアー、スイス、オランダなど各国プレゼンターによるSDGsの取組紹介から、リサイクル素材を使ったオリジナルペンダント制作など、学びにつながる企画が盛りだくさんです。子どもたちが自ら考え、行動につなげる体験の場として、万博ならではの多彩な学びが広がります。常に新しい企画情報を更新していますので、最新の情報は上記URLで「ジュニアSDGsキャンプ」と入力、検索してご確認ください。
このほかにも、学びにつながるイベントがたくさん(一部)
「 ムーンショットパーク ~見て!触れて!感じる!新・未来~」
■日程=7月29日(火)~9月15日(月)※休館日あり
■時間=10時~21時 ※内容より変動
■場所=フューチャーライフヴィレッジ
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/expo2025/exhibition.html
大阪・関西万博の「ムーンショットパーク」では、2050年の未来社会を先取りする体験型展示を多数展開。分身ロボットや体内アバター、AIヘルスケア、量子コンピュータ、月面都市、防災テクノロジーなど、最先端の研究成果を“見て・触れて・感じる”ことができます。健康、暮らし、環境、宇宙といった多分野の未来像を、実演や体験を通じてリアルに実感できる構成となっています。
「ミライのおいしい、発明中!」
■日程=8月13日(水)~17日(日)、25日(月)~9月12日(金)
■時間=10時~19時
■場所=ORA外食パビリオン 「宴~UTAGE~』2階
https://www.fujioil-expo2025.jp/
チョコの特徴を学べる「ミライチョコスクール」、オリジナルスイーツの名付け体験、診断結果に基づいて好みにぴったりなチョコがもらえる「ミライチョコ診断」に加え、植物性素材のみでつくる「ラーメン体験」も実施予定。誰もが、楽しみながら食の未来に触れられるプログラムです。
8月13日(水)以降開催 主な催事会場でのイベント情報(一部)
開催日時、内容は告知なく変更する場合がございます。最新情報はこちらから、イベント名を入力してご確認ください。
https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events
■ナショナルデー
「大阪・関西万博」の会期中、ほぼ毎日繰り広げられる「ナショナルデー」。
国ごとにテーマを定め、公式式典や多彩な文化プログラム、パレードなどが開催されています。
8月13日(水) チュニジア共和国
※パレード実施予定(15:00~16:00、ポップアップステージ西側のリング下出発)
8月14日(木) パキスタン・イスラム共和国
8月15日(金) インド
8月16日(土) ナウル共和国
■ライブ・ミュージカル
「和太鼓の響き~EXPO公演の歩み、そして未来の子供たち~」
日時:8月16日(土) 13時~16時
場所:エンパワーリングゾーン フェスティバル・ステーション
内容:陶器の街として名高い愛知県瀬戸市で1991年に誕生し、今年で35周年を迎える「瀬戸子供太鼓こまいぬ座」。これまで、2005年の愛知万博の誘致活動として、フランス・パリの日本大使館での公演、リスボン万博、ドイツ・ハノーバー万博、上海万博、ミラノ万博などに参加してきました。こまいぬ座は、小・中学生で構成され、地元・瀬戸の特産である陶器で作られた和太鼓を使って演奏しています。特に注目すべきは、磁器で作られた締太鼓。通常の木製の締太鼓とは異なり、磁器の締太鼓はその高音が特徴で、瀬戸子供太鼓こまいぬ座だけが所有しているため、他では聴けない貴重な音色をお楽しみいただけます。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/6ebb298d-a45d-44e8-ae8f-f4527b00a380
■日本文化
「大阪・関西万博『人形浄瑠璃文楽』ミニ公演と特別展示『体感!文楽の世界』」
日時:8月14日(木)~17日(日) 10時~20時
日程により開催時間は異なります
場所:東ゲートゾーン ギャラリーEAST
内容: 大阪で誕生し、300年以上の歴史を有するユネスコ無形文化遺産でもある伝統芸能「人形浄瑠璃文楽」を、国内外から万博に訪れる多くの方に、実演と人形等の実物展示により、未来にいのちをつなぐきっかけとして理解し楽しんでいただきます。 文楽の実演は、来場者の臨場感を高めるため生演奏とし、展示では、マネキンによって太夫、三味線弾き、人形遣いの姿勢を再現し、自由な角度からの写真撮影が可能です。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/c01b0872-a7a4-4b35-9ed5-bd1918699cc9
■展示
「わたしとみらい、つながるサイエンス展『あなたは、未来をつくれる人』」
日時:8月15日(金) 10時~20時
場所:西ゲートゾーン EXPO メッセ「WASSE」
内容:大学等を中心とする産学官連携拠点等における、科学技術を活用した社会課題解決の研究成果を発信。国内外の若者が社会課題解決を自分事として捉えられる、体験型展示イベントです。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/339bcfcd-e93e-4150-9c2a-8435646611ba
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このプレスリリースを配信した企業・団体

- 名称 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
- 所在地 大阪府
- 業種 各種団体
- URL https://www.expo2025.or.jp/
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