2025年世界海事設備会議が福建省福州市で開催

AsiaNet 201153（0268）

【福州（中国）2025年10月20日新華社＝共同通信JBN】福建省人民政府主催のWorld Maritime Equipment Conference 2025（2025年世界海事設備会議）が10月16日、福建省の省都・福州で正式に開幕しました。

今年のテーマは「Setting Sail for Greener Development（より環境に優しい発展に向けての出航）」で、開会式、Fujian Marine Economy Industry Cooperation and Innovative Development Conference（福建省海洋経済産業協力・革新発展会議）、Review and Outlook on Fujian's Efforts to Accelerate the Building of National Marine Economy Demonstration Zones（福建省の国家海洋経済実証区の建設加速の取り組みレビューと展望）、 Maritime Equipment Conference Forum（海事設備会議フォーラム）（メインフォーラム）、Maritime Innovation "Five-Chain Integration" Promotion Event（海事イノベーション「5つのチェーン統合」プロモーションイベント）の主要イベントに加え、13のサブフォーラムが開催されます。議題は自然科学、海洋経済、産業イノベーション、科学技術の成果の応用といった分野に焦点を当てています。本会議は10月19日までの開催です。

同時開催される

3rd China Maritime Equipment Expo 2025（第3回2025年中国海事設備博覧会）では、12の専門展示ゾーンが設けられています。主賓国であるオランダを含め、25の国と地域から企業が参加しています。

本会議では初めて、Maritime Innovation "Five-Chain Integration" Promotion Eventを開催し、グローバル産業チェーンにおける、より多くの上流・下流企業、研究機関、専門サービス組織の参加を呼びかけました。これに並行して「Industry-Research Integration（産業と研究の統合）」イベントが企画され、科学技術の成果応用を促進し、海事設備産業における協力的かつ互恵的なエコシステムを育成しています。

同時開催のイベントには、3rd China Maritime Equipment Expo 2025、2025 International Maritime Organization Seminar on Sustainable Maritime Innovatio（国際海事機関による2025年持続可能な海運イノベーションセミナー）、2025 Fuzhou International Sailing Regatta（2025年福州国際セーリングレガッタ）、Marine Industry Integrated Innovation Competition（海運産業統合イノベーションコンテスト）などがあります。

2023年の初開催以来、World Maritime Equipment Conferenceは3000億元を超える投資・貿易協定の成立を達成し、産業チェーンとエコロジーチェーン双方の強化を効果的に推進してきました。

ソース：Organizing Committee of the World Maritime Equipment Conference