RealSense、インテルから独立し5千万ドルを調達、NVIDIAとの戦略的コラボレーションを発表し、フィジカルAIとロボティクスを加速
RealSenseはインテル・キャピタルの支援を受けAI搭載ビジョン技術をスケールアップ
NVIDIAとの統合により、次世代のヒューマノイドおよび自律移動ロボット開発を牽引
サンフランシスコ--(BUSINESS WIRE)-- (ビジネスワイヤ) -- AI搭載ビジョン技術のリーダーであるRealSense(本社:米国カリフォルニア州クパチーノ)は、インテルから独立し、総額5千万ドル(約75億円)のシリーズA資金調達を完了し、ヒューマノイドおよび自律移動ロボット(AMR)分野におけるフィジカルAI(Physical AI)の実用化を加速させるため、NVIDIAとの戦略的コラボレーションを発表しました。
「このコラボレーションは、AMRとヒューマノイド分野におけるパーセプションプラットフォームのデファクトスタンダードとしてのRealSenseの地位を確固たるものとします」とRealSense CEOのナダヴ・オルバックは述べています。「インテルからの独立と、世界有数の投資家の支援を受けることにより、当社はさらに柔軟かつ迅速にイノベーションを推進することができるようになり、またNVIDIAとのコラボレーションは、主流技術としてのフィジカルAIの普及を加速させるでしょう。」
新時代の幕開け
RealSenseは、半導体産業をリードするプライベートエクイティからの支援と、Intel CapitalやMediaTek Innovation Fundを含む戦略的、及びプライベート投資家からの出資を受け、AI、ロボティクス、生体認証、コンピュータービジョン分野におけるイノベーションを推進する独立企業として再出発しました。新たな資金は、RealSenseが関連産業や新興市場へ事業を拡大し、製造・販売体制の拡充、そしてグローバル市場におけるプレゼンスを強化することを可能にします。
NVIDIAとの連携でロボティクス開発を加速
RealSenseは、NVIDIAの最先端ロボティクスプラットフォームに自社の高精度デプスカメラを統合するための取り組みを進めており、その統合対象には、ヒューマノイド向けスーパーコンピューターJetson Thor、プロトタイプから量産までの移行を高速化するデジタルツイン環境のNVIDIA Isaac Sim、および超低遅延IoTセンサー配信を可能にするNVIDIA Holoscan Sensor Bridgeが含まれます。
RealSenseの高度なパーセプション技術と、NVIDIAの比類なきAI処理能力の組み合わせは、ロボティクス開発者が製品を市場投入するまでの期間を短縮し、新たなアプリケーションを発掘しつつ、安全かつ効率的に量産段階へ移行することを可能とします。また、ネイティブ統合により、次世代のヒューマノイドやAMRに要求される忠実度に優れたセンサーデータの提供と高速な処理性能を提供し、最適化されたパーセプション能力を担保します。
3,000社を超える顧客基盤と確かな実績
世界中に3,000社を超える顧客を抱え、80件以上の特許を保有しているRealSenseは、ロボティクス、産業オートメーション、セキュリティ、ヘルスケア、さらには“Tech for Good”領域に至る幅広い分野で事業を展開しており、ANYbotics、Eyesynth、FIT:match、Mobile Industrial Robots (MiR)などとのパートナーシップを通じて実績を積み重ねています。
RealSenseは、驚異的な成長を遂げるAMRの世界市場の約60%、ヒューマノイドロボットの約80%に採用され、市場から高い評価を受けている同社のRealSenseデプスカメラの既存の顧客基盤とロードマップを引き続きサポートします。また、最近発表されたD555デプスカメラは、最新のRealSense Vision SoC V5を搭載し、Power over Ethernet (PoE)にも対応。組み込みビジョン技術とエッジAI分野において、RealSenseが継続的なリーダーシップを発揮していることを示しています。
CEOコメント:安全で人に寄り添うAI社会へ
「私たちのミッションは、ロボティクスとAIが安全に日常生活へ統合されることが可能となる世界を実現することです」とオルバックは述べています。「危険な作業や単調な作業を取り除き、インテリジェントかつ、セキュアで信頼性の高いビジョンシステムを通じて、人間の潜在能力を最大限に引き出します。RealSenseは、新たな投資、経験豊富なリーダーシップ、そしてNVIDIAとのコラボレーションにより、インテリジェントマシンの未来を形づくっています。」
ロボティクスと生体認証市場の急成長
今回のスピンアウトとNVIDIAとのコラボレーションは、ロボティクスと生体認証分野が世界的に急成長を遂げているタイミングで実現しました。ロボティクス市場は、現在の$50 Billionから今後6年以内に$200 Billion超へと4倍以上に成長すると予測されており、ヒューマノイドロボットの需要は年平均成長率(CAGR)40%超で拡大すると見込まれています。同時に、顔バイオメトリックスの社会受容も進んでおり、空港のセキュリティチェックやイベント会場への入場など、日常的なシーンでの利用が広がっています。
RealSenseについて
インテル社内でインキュベートされたRealSenseは、自律移動ロボット、入退室管理、産業オートメーション、ヘルスケアをはじめとする幅広い分野で採用され、業界をリードするデプスカメラとAI搭載ビジョン技術を提供しています。同社は、フィジカルAIと日常生活への安全なロボティクス統合を実現する世界トップクラスのパーセプションシステムの提供を使命とし、インテリジェントかつセキュアで信頼性の高いビジョンシステムの提供を通じて、機械が人間社会をナビゲートし、共存する未来を支えています。本社はカリフォルニア州クパチーノにあり、世界各地で事業を展開しています。詳しくは www.realsenseai.com をご覧ください。
businesswire.comでソースバージョンを見る:https://www.businesswire.com/news/home/20251112856246/ja/
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メディアお問い合わせ先
Emily Roberts
PRforRealSense@bospar.com
Source: RealSense
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