クラウド型電子カルテ「モバカルホスピタル」における AI文書作成支援オプションの提供開始について

〜SIP第3期の成果を活用し「退院サマリー」半自動生成機能を商用化〜

2026年6月30日

医療法人社団焔 おうちにかえろう。病院

NTTプレシジョンメディシン株式会社

新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社

医療法人社団焔(ほむら) おうちにかえろう。病院(所在地:東京都板橋区、病院長:水野 慎大、以下「おうちにかえろう。病院」)、NTTプレシジョンメディシン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:是川 幸士、以下「NTTプレシジョンメディシン」)、新医療リアルワールドデータ研究機構株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:是川 幸士、以下「PRiME-R」)の三者連携による実証実験*1 を通じて開発を進めてきた医療文書半自動生成技術を活用し、2026年7月1日より、NTTプレシジョンメディシンが提供する中小病院向けクラウド型電子カルテ「movacal.hospital」(以下「モバカルホスピタル」)*2 において、「モバカルホスピタル AI文書作成支援オプション」(以下「本サービス」)の提供を開始します。

本サービスの第一弾として、「退院サマリー」の半自動生成機能(以下「本機能」)を提供し、医療従事者の文書作成業務の効率化を支援します。

 

 

*1 医療文書の半自動生成に関する実証実験結果、「退院サマリー」半自動生成機能のサービス提供開始(予定)、実証実験参加医療機関さまの募集について(2026年3月31日) 

*2 中小病院向け電子カルテ「movacal.hospital

 

 

 

1. 提供開始の背景

本サービスは、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「統合型ヘルスケアシステムの構築」におけるPRiME-Rの研究成果*3 である大規模言語モデル(Large Language Model、以下「LLM」)を用いた医療文書半自動生成技術を活用したものです。

これまで、「おうちにかえろう。病院」において、モバカルホスピタル上に本機能のプロトタイプを実装し、実際の臨床情報を用いた実証実験を通じて医療現場から得られたさまざまな評価・フィードバックを踏まえて改善を重ねてまいりました。

このたび、これらの成果を踏まえ、本サービスの提供を開始します。

 

*3 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期 テーマB-3「症例報告・病歴要約支援システム開発を通じた臨床現場支援」に関する特設ページ

 

 

2. 機能概要

本機能は、モバカルホスピタルに記録された患者情報をもとに、退院サマリーなどの医療文書のドラフトを生成する機能です。本機能により、電子カルテ内の情報を探索・整理して文書を作成する工程を大幅に効率化し、生成されたドラフトを医療従事者が確認・修正することで、効率的に文書を作成できるようになります。

 

 

3. 主な特長

(1)電子カルテ情報を活用した退院サマリードラフト生成

モバカルホスピタルに記録された現病歴、既往歴、入院経過、検査・処置などの情報をもとに、LLMが退院サマリーのドラフトを生成します。

(2)医療現場での実証実験を踏まえた操作性・品質

本機能の操作性・品質は、医療現場での実証・評価を通じて改善を図ってきたものです。

(3)段階的な機能拡張

今後、本サービスの機能を拡張し、診療情報提供書、看護サマリーなどのドラフト生成についても対応していく予定です。

 

4. 提供開始日

2026年7月1日(予定)

 

 

5. 提供対象

モバカルホスピタルを利用する医療機関さま

※本サービスの利用条件、申込方法、料金などの詳細は、モバカルホームページまたは営業担当を通じてご案内します。

 

6. 今後の展開

「おうちにかえろう。病院」、NTTプレシジョンメディシン、PRiME-Rは、今後もAIを活用した医療文書作成支援機能の高度化および対象領域の拡大に取り組み、医師をはじめとする医療従事者の文書作成業務の負担軽減を図り、医療DXの推進に貢献してまいります。

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