プレスリリースの宛先は、どのように書けば良いのでしょうか。この記事では、メディアに届けるための宛先の書き方について、詳しく解説します。
目次
プレスリリースの宛先には部署名・担当者名を明記しよう
プレスリリースの宛先は、部署名・担当者名を明記すると記者の手元に届きやすくなります。例えば、新聞社であれば文化面、経済面、社会面など担当部署と担当者を記載します。部署や担当が分かれているため、宛先がないと確実に届けられなくなってしまいます。
宛先が分からない場合は、PR手帳やマスコミ電話帳、iタウンページなどで調べましょう。
プレスリリース配信サービスを使う場合宛先は不要
プレスリリース配信サービスを利用する場合は、宛名が自動的に作成されるため、一件一件連絡先を確認する必要はありません。配信サービスには独自のメディアリスト（※）があり、自社にメディアリストがない場合でもすぐに配信が可能です。コンタクトしにくい大手メディアにも送ることができます。メディアとの繋がりがなく、宛先を調べるのが大変な場合は、プレスリリース配信サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
※メディアリスト…新聞、テレビ、雑誌、Webメディアなどプレスリリースの送付先を一覧でまとめたもの
プレスリリースの宛先の書き方
ここでは、宛先の書き方をケース別に解説します。
部署名・担当者名が分かる場合
担当部署・担当者が分かる場合は以下のように書きます。
【例文】
〇〇新聞社 〇〇部 〇〇ご担当者様
宛先に「御中」を使用するのは避けましょう。
新聞や雑誌の編集部には、一日に大量のプレスリリースがメールやFAX、郵送で届きます。担当部署や担当者名の記載がない場合、リリースの内容を見ながら担当者に振り分けるという、余計な手間をかけることになります。ニュース性にもよりますが、担当者に届く可能性が低くなり、最悪の場合はそのまま捨てられることになりかねません。
担当部署や担当者名が記載されていればすぐに仕分けられるので、手元に届く可能性が高まります。
メールでの送付方法について詳しく知りたい方は、以下の記事にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
「例文あり！プレスリリースをメールで送る方法」の記事を見る
部署名・担当者名が分からない場合
記者との繋がりがなく、担当部署・担当者が分からない場合は「報道関係者各位」と書きましょう。記者会見などでプレスリリースを、多くの報道関係者に届けるときに記載します。
また、記者との繋がりがない場合には、プレスリリース配信サービスの利用を検討してみましょう。配信サービスには独自のメディアリストがあることと、配信サービスから送られてくるプレスリリースをメディアは受け取り慣れているので、届く可能性が高まります。
記者クラブへ投げ込みをする場合
記者クラブに投げ込みをする場合は、「記者クラブ名・報道関係者各位」などにします。
【例文】
〇〇クラブ 報道関係者各位
投げ込みに関する詳しい解説は、以下の記事をご覧ください。
「プレスリリースの投げ込みとは？記者クラブへ配布する方法と注意点を解説」の記事を見る
宛先の管理はメディアリストで
宛先はメディアリストで管理しましょう。メディアの正式名称や住所などの情報を抽出し、データをリスト化していきます。メディアリストは継続的に利用するものなので、後から見返した時にもわかるように整理しておく必要があります。記者は数年で部署異動があったり、担当者が異動したり退職する場合もあります。また、新刊、廃刊、休刊もあります。いつでも最新の状態になるよう見直しましょう。
メディアリストに関する詳しい内容は、以下の記事にて解説しています。ぜひご覧ください。
プレスリリースの宛先を正確に書いて確実にメディアに届けよう
プレスリリースを送付する際は、宛先に部署名・担当者名を明記すると記者の手元に届きやすくなります。宛先の管理はメディアリストで行い、いつでも最新な状態になるよう定期的に見直しましょう。リスト化して管理することで、再利用の際にも迷わずスピーディに送ることができます。
「メディアリストを作成、管理するのが大変」「メディアとの繋がりがない」という場合は、プレスリリース配信サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
共同通信PRワイヤーの配信サービスに関して、さらに詳しい情報を以下からダウンロードが可能です。ぜひ参考にしてみてください。
プレスリリースの配信方法に関する内容について、以下の記事にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
「プレスリリースの配信方法とは？連絡先が分からなくても送れる方法も紹介」の記事を見る
プレスリリースの配信先メディアの種類や特徴については、以下の記事にて詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
