◎「リオ+20の成功には目標と制裁が必要」  デロイト調査

デロイト

◎「リオ+20の成功には目標と制裁が必要」  デロイト調査

AsiaNet 49681

共同JBN 0717 (2012.6.13)

◎「リオ+20の成功には目標と制裁が必要」  デロイト調査

【サンパウロ(ブラジル)2012年6月13日PRN=共同JBN】「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」主催国ブラジルの企業幹部は、「リオ+20」における話し合いを具体的な行動に移すためには明確な目標、ならびにそれを守れない国に対する法的な制裁を規定する必要があると力説している。

これは、世界最大のコンサルティング・監査法人の一つデロイト(Deloitte)が行った調査「Sustainable development - from business vision to organizational practice(持続可能な開発-ビジネス・ビジョンから組織的プラクティスまで)」の結果の一つ。同調査はブラジルで事業を行う内外の企業で規模もさまざまな108社のマネジャーから調査対象を抽出した。これら企業の総売上げはブラジルGDPの17%にあたる7000億レアルに相当する。

デロイトのパートナーで同社の環境コンサルティング・持続可能性部門を率いるアンセルモ・ボンセルビッジ氏によれば、企業幹部の間に広がるビジョンは現実の懸念を示している。同氏は「今日の組織は持続可能な開発のため、とりわけ、ビジネスの諸要素をどのようにリオ+20の中心テーマの一つであるグリーン経済の構築に向けるかというコンテクストの中で最良のソリューションを議論する重要性を理解している。この方向に市場や社会が進展するかどうかは、非常に明確な結論と、さらには合意事項を現実のものにするための制裁処置を確立することにかかっている」と述べた。

▽コミットメントと期待値

今回、調査された企業の77%は持続可能な開発に対するコミットメントを企業の正式な戦略計画としている。これら組織の47%は持続可能性のための方針やガイドラインをすでに定めており、26%は今後それらを定める予定であるとしている。

今回の調査はまた、「リオ+20」が何を達成するかの期待値に関して不一致があることを示している。調査されたビジネスマンの半数近く(45%)は「リオ+20」は今行われている議論を進める助けになると考えている。他方、同数の回答者が今回の会議で重要な変化が起きるとは考えていない。

詳しい情報は以下のウェブサイトを参照。

http://www.deloitte.com/view/en_BR/br/index.htm&languagetoggleurl

▽問い合わせ先

Carla Marcondes

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SOURCE: Deloitte

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