立教大学（東京都豊島区、総長：吉岡知哉）は、7月28日（土）、池袋キャンパスにて「東日本大震災・復興支援関連研究」成果報告会を開催します。東日本大震災の被災地支援に向けて「研究」は何を成し得るのか、自然科学、社会科学、人文科学の観点から模索します。

立教大学では、学外との連携などを視野に入れた、高度かつ独創的な研究活動に従事する学内の教員・大学院学生を助成する制度として、立教大学学術推進特別重点資金（略称：立教SFR）を設置しています。2011年度から、新たに「東日本大震災・復興支援関連研究」を研究種目として加え、東日本大震災による被災地域の復興等に資することを目的とした研究活動も助成対象としています。昨年7月には、6件の研究課題が「東日本大震災・復興支援関連研究」として採択されました。

「東日本大震災・復興支援関連研究」として採択されてから約1年が経過したことを契機に、各研究課題の研究経過または研究成果を学内外に広く発信するため、本報告会は開催されます。今回は6件の研究課題のうち、3件の報告が行われます。

2011年度立教大学学術推進特別重点資金（立教SFR）

「東日本大震災・復興支援関連研究」成果報告会

■日時：2012年7月28日（土）13:00～15:30

■場所：立教大学池袋キャンパス14号館D301教室（東京都豊島区西池袋3-34-1）

http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

■報告

「災害復興の為の環境放射能調査とその新規計測法の開発」

　村田次郎（立教大学理学部物理学科教授）

「震災被害の格差に関する統計的社会調査による実証研究 －震災被害と社会階層の関連」

　間々田孝夫（立教大学社会学部長、社会学部現代文化学科教授）

「東日本大震災からはじまる学び －学校教育における実践事例研究」

　上條直美（立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科・特任准教授）